Luupは、提供する電動マイクロモビリティのシェアリングサービス「LUUP」で、ライド中のCO2排出削減量を見ることができるようになったと発表した。
新機能では、ライド終了後にユーザーがアプリ上で、ライド中のCO2排出削減量を見られるようになったという。なお、現時点ではiOS版のみの実装で、Android版は年内に提供開始予定とのことだ。
「LUUP」は、スマートフォンアプリを通して電動アシスト自転車や電動キックボードを借りて、街じゅうのポートからポートへ移動ができるシェアリングサービス。
電動キックボードや電動アシスト自転車は、電動であることに加えて車両がコンパクトであることから、自動車や鉄道に比べて移動に伴って消費するエネルギーが小さく、CO2の排出量削減という観点でも、各国で注目を浴びている移動手段とされている。
「LUUP」の電動マイクロモビリティが走行時に使用する電力は、実質的に全て再生可能エネルギー由来であり、走行に伴ってCO2を含む温室効果ガス(GHG)は排出されない。
同社では、人々が既存の交通手段から「LUUP」に乗り換えることで削減されるCO2の排出量は月間50トン以上と試算。今回の実装により、ユーザーが実際にどの程度のCO2排出量の削減に貢献できたかを可視化することで、ユーザーの環境意識の高まりにも応えていくとしている。
同社は、今後も環境負荷の小さい移動手段を実装することで、持続可能な社会の構築を目指すとのことだ。