Metaは、サブスクリプション「Meta認証」を、日本でも順次開始することを発表した。
Meta認証はInstagramとFacebookで利用することができ、公的機関発行の本人確認書類を提出することでアカウントが本物であることを示す認証バッジがつくほか、積極的なアカウント保護、日本語を含むアカウントサポートへのアクセスが可能とのことだ。
Meta認証サブスクリプションの特典は以下の通り。
●認証バッジ:
公的機関発行の本人確認書類を提出することで、登録者が実在の人物であり、アカウントが本物であることを示す
●なりすましに対するアカウント保護:
オンライン上で注目を集めているアカウントを狙う可能性がある「なりすまし」対策として、アカウントの積極的なモニタリング
●アカウントサポート:
一般的な問題について担当者によるサポート(日本語も対応)
●登録者のみが利用できる限定機能:
InstagramとFacebookのストーリーズやリールで利用できる特別なスタンプ
Meta認証のサブスクリプションは、InstagramもしくはFacebookから直接購入することが可能で、日本の場合、iOSとAndroidでは月額1,990円、ウェブ上では月額1,592円。登録方法や支払いについて、詳しくはInstagram・Facebookの各ヘルプセンターより確認可能となっている。
公人、著名人、有名人、ブランドとして特定の要件を満たし、すでに認証バッジを取得しているInstagramあるいはFacebookのアカウントについては、今後も無料で認証バッジが維持され、該当するアカウントとコミュニティの安全を守るためのモニタリングも継続して行われるという。
また、引き続き既存の方法で無料の認証バッジをリクエストすることもできるとのことだ。
なお、現時点でMeta認証を利用できるのは、利用資格を満たしている個人、もしくはプロフェッショナルプロフィールを利用しているクリエイターのみで、ビジネスプロフィールは申請の対象外。
Metaは、長期的にはクリエイターだけでなく、ビジネスやその他のコミュニティも含めた全ての利用者にとって価値があるサブスクリプションを構築したいと考えているとし、今後もフィードバックをもとにMeta認証を進化させていき、登録者に価値を生み出す新たな機能を検討していく予定とのことだ。