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AMPは、読者に対して、SDGs11「住み続けられるまちづくりを」に関する調査をアンケート形式にて実施した。
調査結果は以下の通り。
■SDGs11「住み続けられるまちづくりを」の認知度
SDGs11「住み続けられるまちづくりを」について、どのくらい認知しているかを調査したところ、最多は「SDGsの項目であることは知っているが、内容・課題までは知らない」で32.7%となった。
SDGs11において、「海外の課題を認識している」人は29.1%、「日本の課題は認識している」人は15.7%、「知らない/特に興味はない」は22.4%となっている。
■SDGs11「住み続けられるまちづくりを」の背景にある世界の課題
SDGsに「住み続けられるまちづくりを」という目標が設定された背景の一つに、「都市部への人口集中」がある。
現在「世界の人口の半分以上が都市に集中している」という問題を知っているかアンケートを取ったところ、約半数にあたる46.4%の人が「人口集中の課題は知っていたが、その割合までは知らなかった」と回答。
しかし、「知っている」と回答した人は37%となっており、詳細まで認識していなくても、約8割の人が「都市部への人口集中」について認識していることがわかった。
■「SDGs未来都市」の認知度
日本では、地方創生にSDGsを取り入れている自治体を「SDGs未来都市」として選定する制度が開始されている。この「SDGs未来都市」について、どのくらい認知しているのかを調査したところ、最も多かったのは「知らない」で45.3%となった。
「名前は聞いたことががある程度」の認識は38.6%となっているが、半数近くの人には認識もされていなかったことが判明した。
■SDGs11「住み続けられる街づくりを」達成のために必要なこと
最後に、日本で「SDGs11.住み続けられる街づくりを」達成のために必要なこと・優先的に改善すべきことは何だと思うかを調査。
トップ3となった項目は「インフラのさらなる充実・老朽化の改善」21.7%、「都市への人口集中の解消」17.4%、「貧困問題の解消」13.9%。「インフラの整備」は自身の生活と切り離せないためか、関心の強さがうかがえる結果となった。
【調査概要】
調査内容:SDGs11「住み続けられる街づくりを」における意識調査
調査期間:2023年5月16日~6月27日
調査対象:AMP読者