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学情は、20代の仕事観や働く意識をひも解くために、「給与」に関するアンケート調査を実施し、結果を公表した。
(1)昇給や待遇の改善に取り組む企業は「魅力を感じる」と回答した20代が、9割を超える
昇給や待遇改善に取り組む企業について、「魅力を感じる」と回答した20代は78.5%に上った。「どちらかと言えば魅力を感じる」14.6%を合わせると、9割を超える20代が、昇給や待遇改善に取り組む企業に魅力を感じていることが判明。
「物価が上がっているので、給与が上がるのは嬉しい」「待遇が良くなるとモチベーションにつながる」「待遇を改善する企業は、それだけ業績が良いと思う」といった声が寄せられたという。

(2)給与が高い企業は「志望度が上がる」と回答した20代が9割に迫る
給与が高い企業は、「志望度が上がる」と回答した20代が、50.8%という結果に。「どちらかと言えば志望度が上がる」34.2%を合わせると、9割に迫る20代が、給与が高い企業は志望度が上がるとしている。
「収入が多いほうが、生活水準を高めることができる」「生活に関わるので、給与は転職の重要な要素だと思う」といった声が寄せられた一方、「給与が高いのは魅力的ではあるものの、業務量や残業とのバランス次第だと思う」「給与が高すぎると、自身が給与に見合った経験やスキルを持っているか不安になる」といった声も上がったという。

(3)転職時に、年収アップや給与は「最優先ではないが重視する」と回答した20代が7割に迫る
転職時に、年収アップや給与を「最優先で重視する」と回答した20代は16.5%となった。最も回答を集めたのは、「最優先ではないが重視する」で68.8%となっている。
「仕事内容を重視しているものの、年収は生活のために重要な項目だと思う」「仕事内容や働き方、会社の雰囲気、年収などを総合的に見て転職先を決めたい」といった声が上がったとのことだ。

【調査概要】
調査期間:2023年6月20日~2023年6月28日
調査機関:学情
調査対象:20代社会人(20代専門転職サイト「Re就活」/Webメディア「20代の働き方研究所」のサイト来訪者)
有効回答数:260名
調査方法:インターネットでのアンケート調査
※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0%にならない場合あり。
<参考>
学情『「給与」に関するアンケート調査』