米Microsoftは6月7日、同社のクラウドサービスである「Microsoft Azure Government」上で、Azure OpenAI Serviceによる生成AI機能を提供すると発表した。

政府機関のユーザーはコンテンツ生成や要約、検索やコード生成などのタスクで、OpenAI社のGPT-4といった大規模言語モデルを利用できるようになる。

同社ブログより

Microsoft Azure Government は政府機関向けのクラウドサービスで、 アメリカ連邦政府や州政府、地方自治体やそのパートナーが主な顧客となる。政府機関が持つデータの機密性を考慮し、機密データに対する要件を満たすために厳格なセキュリティとコンプライアンスを提供している。

今回の発表では具体的な顧客名は明かされていないが、Bloombergによると国防省やエネルギー省、航空宇宙局（NASA）などが対象だという。