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クアッガが運営する、パンのフードロス削減通販プラットフォーム「rebake(リベイク)」のロスパン販売によるロス削減量が、700tを突破したと発表した。
今後も食品ロスの削減に積極的に取り組み、”人にも食べ物にも幸せな世界”の実現のために社会課題を解決しつつ、ユーザーの人々がより楽しめるサービスの改善に取り組んでいくとしている。
毎年5月30日は「ごみゼロの日」
「ご(5)、み(3)、ゼロ(0)」の語呂合わせにより、毎年5月30日は「ごみゼロの日」。rebakeでは、店頭に売れ残ってしまったパン(ロスパン)を、全国のパン好きな人々へ届けており、ロスパンの販売によるパン廃棄の削減量が、ついに700トンを突破したとのことだ。
パン廃棄の要因と「rebake」の役割
パンの廃棄の一番の原因は、売れ残りです。販売するためにはパンを先に作っておく必要があり、また需要の予測がほぼ不可能なため、余ってしまったものは廃棄せざるを得ない。
rebakeは、この売れ残りそうなパンの予約販売を行い、全国のパン好きの人々に届けることで、パン屋さんで起こる廃棄の問題を解決しているという。それだけでなく、ユーザーは全国のこだわりのパンを自宅で楽しむことができ、かつフードロスという社会問題の解決にも貢献できるとのことだ。
パン屋さんは、廃棄による心理的負荷を減らし、美味しいと言ってもらえる幸せと、売上を増やすことができる。rebake は「パンの廃棄削減によるフードロスの削減、持続可能な社会の実現」を目的に運営しているという。
日本の食品ロスの1%を削減する企業を目指して
パンの取り寄せをすることで、フードロス削減に貢献できるパンの通販プラットフォーム「rebake(リベイク)」は、2018年12月のスタート以来、店舗掲載件数は3年で約6.8倍、登録者数も3年で7倍以上と、右肩上がりで推移しているとのことだ(2022年末現在)。
そしてロスパンの販売による、パン廃棄の削減量がついに700トンを突破。今後も、持続可能な未来を作るサービスとなるよう、またユーザーに愛されるよう一層改善に努めつつ、まずは年間1,200トン(月間100トン以上)のロス削減を目標とし、2028年までには日本の食品ロスの1%を削減する企業を目指すとのことだ。