AI音声プラットフォーム「CoeFont」を提供する株式会社CoeFontは2023年3月13日、三菱ケミカルグループが主催する、スタートアップサポートプログラム「TANAMIN Digital Health Challenge」でファイナリストに選出され、共同で実証実験を開始すると発表した。
実験結果は、2023年3月29日に開催されるイベントにて発表するとのこと。

TANAMIN Digital Health Challenge

三菱ケミカルグループ主催のデジタルヘルススタートアップをサポートする同プログラムでは「日本における任意接種ワクチン接種の促進」「ALS患者さんとそのご家族のウェルビーイング」「分散型臨床試験のデジタル化推進」の3部門で審査が行われ、同プラットフォームtは「ALS患者さんとそのご家族のウェルビーイング」の部門にてファイナリストに選出された(21か国、94社が参加)
評価されたポイントは、ALS患者への無償サービスの取り組み・AI音声の精度の高さ・サービスのユニークネス、とのこと。

声を失う可能性のあるALS患者への取り組み


同社は2021年9月より、声を失う可能性のある患者への「AI音声の作成」「AI音声の利用」を無償提供中。2023年2月現在150名以上の活用実績を持ち「未来への希望が持てた」「家族の心が救われた」「もっと多くの人に取り組みが届いて欲しい」などの反響があるという。

今後も、最先端のAI音声技術を活用することで、製薬会社様や医療機関、支援団体等の協力を得ながら、声を失う可能性のある患者およびその家族のウェルビーイングを実現する活動展開を予定しているとのこと。
その他同プラットフォームでの社会貢献:https://esg.coefont.cloud/

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