ジオテクノロジーズが提供するマーケティングリサーチサービス「トリマリサーチ」は、“出社とリモートワーク”に関する意識調査を実施し、結果を公表した。
なお、同調査は日本全国から10万サンプル回収し、そのうちリモートワークが可能な3.4万人に対して分析を行った結果となっている。
■調査結果の詳細
質問1.現在、週に何日程度出社しているか
ほぼ毎日出社していると回答したのは、全国平均で66.9%、約7割がほぼ毎日出社していることがわかった。
都道府県別でみると、東京が一番少なく54.3%で、首都圏の3県では58.4%の人がほぼ毎日出社していると回答。また、大阪と愛知では、ほぼ毎日出社が72%前後で、その他の道府県の74.3%とあまり変わらないという結果に。
質問2.直近の一週間で、何曜日に出社したか。(n=33,790)
出社頻度によって出社する曜日に違いがあるか確認したところ、週2日以上出社する人は週始めの月曜と火曜が比較的高く、週1日以下のリモート中心の人は、水曜と金曜に高い傾向であることがわかった。
質問3.コミュニケーション効率がよりよいと感じるのはどちらか。(n=33,790)
コミュニケーション効率と出社頻度の関係を見ると、出社頻度にかかわらず、出社時の方がコミュニケーション効率を良いと回答する人が全体的に多い傾向となった。
質問4.作業効率がよりよいと感じるのはどちらか。(n=33,790)
作業効率と出社頻度の関係を見ると、ほぼ毎日出社する人の48.4%が、出社時の作業効率が良いと回答したのに対して、出社しないリモートする人の33.0%が、リモート時の作業効率が良いと回答し、出社頻度によって作業効率への意識に大きな違いがあることがわかった。
質問3と合わせて、ほぼ毎日出社する人は、コミュニケーション効率も作業効率も出社時の方がとても高い傾向であることが判明。
質問5.理想とする働き方について。(n=33,790)
「あなたが理想とする働き方」を聞いたところ、出社頻度にかかわらず、出社とリモートワークの併用が高い結果となっている。
ほぼ毎日出社する人でも、リモートワーク併用が75.4%と非常に高く、出社しない人でも、リモートワーク併用と回答したのは44.8%と高いことがわかった。
【調査概要】
エリア: 日本全国
対象者: トリマユーザ10代~60代、男女
サンプル数: 100,000ss(人口構成比でウェイトバック集計)
調査手法: トリマリサーチ(インターネット調査)
調査期間: 2023年2月3日~2月12日
<参考>
トリマリサーチ『“出社とリモートワーク”に関する意識調査』