国内で2020年1月に新型コロナウイルス感染者が確認されてから丸3年が経った今、マスク着用のルール見直しにより、来月の3月13日から原則「個人判断」となる。
卒業式のマスク着用について“検討中”とする学校もあるなか、「入学したときからずっとマスク生活。同級生の顔を知らないまま卒業を迎えると思っていた」という学生も少なくないと聞くという。
マスク生活が長期化したことで「外して顔を人前にさらすのは人前で下着を脱ぐのと同じ」といった意味合いからマスクを「顔パンツ」と称した造語がトレンド入りするなど「今更マスクなしの生活なんて考えられない」とする人が多いとも言われているが【現役の小中高校生(未成年女性)】は「脱マスク」に対しどのように感じているのか。
そこで、美容外科『東京イセアクリニック』では、小学生30名・中学生135名・高校生135名の未成年女性300名(女性8歳~18歳)を対象に【小中高校生のマスク需要に関する意識調査】を実施 (2023年2月1日~15日の15日間/インターネット調査)。
【人前でマスクを外すこと】に関し、全体の9割が「抵抗がある(89.3%)」と回答。小学生(80.0%)・中学生(88.1%)・高校生(92.6%)と年代が上がるほど「脱マスク」に抵抗を感じる傾向にあることが分かった。
【「脱マスク」に抵抗がある理由・トップ3】には「①恥ずかしい ②自分の顔に自信がない ③友達にどう思われるか不安」。「目元しか見たことがない友達がいる(86.0%)」と全体の9割が回答するなど、長期間のマスク着用による影響が明確となったとのことだ。
また、今は誰もが手軽に写真加工アプリやプリクラ等で「理想の自分」へと“修正”できるため、整形後の顔を容易に想像できる時代(整形の疑似体験が可能)。そこで現役の小中高校生が感じている【美容整形への興味・関心】についても調査。
全体の半数以上(52.7%)が「身近な友達と『美容整形(プチ整形)』について話す」と回答し、「将来、プチ整形してみたいですか?」の問いに対しては、全体の7割が「整形してみたい」と回答。
その内訳は小学生60.0%、中学生66.6%、高校生68.8%にのぼるなど、美容整形への意識を持つ学生も一定数いることが浮き彫りとなった。
<参考>
東京イセアクリニック
◆【未成年のマスク需要】現役の小中高校生300名、うち9割「“脱マスク”に抵抗ある」と回答。 理由に【①恥ずかしい ②顔に自信ない ③どう思われるか不安】 ~ 9割「目元しか見たことない友達がいる」