JR東日本は、Googleが提供するGoogleマップの「インドア ライブビュー」に対応し、利用者を駅構内(駅ナカ)の目的地まで視覚的に案内するサービスを、2021年7月より首都圏の17駅にて展開をしており、2022年12月以降順次、首都圏の6つの商業施設で同サービスを展開することを発表した。
なお、駅ナカや駅に直結する商業施設での展開は日本初とのことだ。
また、駅においても首都圏の48駅が追加となり、全65駅で同サービス利用が可能となるとしている。
「インドア ライブビュー」概要
「インドア ライブビュー」は、AR(拡張現実)を活用したGoogleマップのナビゲーション機能で、目的地に向かうためにどの方向に進めばよいのかをより正確に把握できるサービス。
AIで数百億枚のストリートビュー画像をスキャンし、利用者が向いている方向を特定するグローバルローカライゼーション技術により、建物内でも正確な位置と高度を判別することが可能となっている。
駅での乗り換えに加え、空港やショッピングモールなどナビゲーションすることが従来難しかった屋内施設でも、「インドア ライブビュー」を利用することで、ナビゲーションがスムーズになるとしている。
JR東日本は、「インドア ライブビュー」を活用することで、訪日外国人旅行者をはじめ、利用者が駅ナカを迷わず快適に利用できることを目指すとのことだ。
JR東日本は今後も、駅や商業施設での展開を拡大し、利用者の利便性向上に取り組んでいくとのことだ。