日本出版販売(以下、日販)は、日販グループを挙げて推進するESGの取り組みの一環として、返品物流を活用した古着のリサイクル事業の実証実験を、本日より都内のローソン店舗で開始すると発表した。

同実証実験では、11月28日にオープンした「グリーンローソン(※)」(ローソン北大塚一丁目店)にて、不要となった洋服の回収BOXを設置し、集まった洋服をローソン店舗に配送される商品の返品物流に乗せて回収。

回収した洋服は状態・アイテム・素材・色ごとに分類され、良質なものは「中古衣料」として海外へ出荷、リユースが難しいものは、軍手や工業用ウエスの原材料としてリサイクルされるという。

同実証実験後に検証を行ったうえで、顧客ニーズや店舗オペレーションなどを踏まえて事業化を検討していくとのことだ。
■実証実験の概要
▼実施店舗:
ローソン北大塚一丁目店(東京都豊島区北大塚1-13-4)
▼実施内容:
店頭でのリサイクルウェアの回収
▼実施期間:
2022年12月12日~2023年1月20日(年末年始12月29日~1月3日は集荷対象外)
▼回収対象:
不要となった洋服(靴下、下着などのインナーウェアは対象外)
▼回収方法
店内にリサイクルウェア専用の回収BOXを設置し、定期的に出版物流の集荷担当ドライバーが回収
▼リサイクル業者:
ナカノ
▼実証実験目標:
1.5袋/日 の回収(1袋90L想定)
※食品ロス削減やプラスチック削減といった環境負荷軽減の取り組みに加え、様々な制約にとらわれず活躍できる社会の実現と、新しい便利を目指した「アバター接客」など、サステナブルな取り組みを集約させたローソン店舗。