日清オイリオグループは、再生可能エネルギーの利用を推進するべく、PPAモデルによる太陽光発電設備を、横浜磯子工場、名古屋工場、堺工場に導入し、12月より順次稼働を開始することを発表した。

日清オイリオ、横浜磯子工場・名古屋工場・堺工場に太陽光発電を導入

日清オイリオグループは、「環境目標2030」を策定し、「地球温暖化の防止、資源循環の構築、植物資源/自然保全、環境にやさしい開発の推進」に取り組みを実施。

これらの取り組みを集中的・効率的に行うため、2021年1月から堺工場サステナビリティセンター構想のもと、CO2排出量削減策の検証や将来を見据えた環境関連技術の実装化を進めている。

そして、地球温暖化の防止に向けて、脱炭素化に向けた戦略ロードマップを策定し、全方向でのCO2排出量の削減に向けた取り組みを推進。

太陽光発電設備の稼働は、それらの取り組みの一環として行われるという。

同取り組みにより、3工場合計での発電設備能力は700kW、年間発電量は1,027MWhを想定し、CO2排出量を年間約371トン削減できる見込みとのことだ。