楽天証券は、現在提供しているCFD取引サービス(以下、楽天MT4CFD)に加え、新たに、楽天証券のオリジナルスマートフォン向け株式トレーディングアプリ「iSPEED®」で取引可能なCFD取引サービス「楽天CFD」を、2023年1月上旬(予定)に提供開始することを発表した。
楽天証券は、世界各国の株価指数やコモディティに、FX取引と同様にレバレッジを効かせ、証拠金の数倍の取引をすることができる差金決済取引、CFD取引サービスとして、MetaTrader4(MT4)を取引ツールとした「楽天MT4CFD」を2021年1月より開始。
今回、さらに幅広い人がCFD取引を行うことができるよう、楽天証券のオリジナルスマートフォン向け株式トレーディングアプリ「iSPEED®」で取引可能な「楽天CFD」を新たに開始するとのことだ。
国内株式、米国株式を1つの画面で分析・取引できる「iSPEED®」でCFD取引も可能になることで、より効率的に・より手軽にグローバル銘柄へ投資できる環境がさらに広がるとしている。
なお「楽天CFD」は、2023年1月上旬にサービス開始を予定しているが、これに先駆けて2022年11月20日より「楽天CFD」口座開設の先行受付が開始される。
「楽天CFD」の取扱銘柄は、世界各国の株価指数等を原資産として参照する証券CFD(以下、指数CFD)、コモディティ等を原資産として参照する商品CFD、そのほか幅広くユニークな資産を原資産として参照するバラエティCFDの計38銘柄を予定。
指数CFDと商品CFDはそれぞれ23銘柄、14銘柄と業界最多の取扱い数だという。なお、サービス開始後も多様な投資機会の実現を目指し、さらなる銘柄の拡充を予定しているとのことだ。
取引手数料は0円で、指数CFD:10倍、商品CFD:20倍、バラエティCFD:5倍の最大レバレッジで取引可能。また、「楽天CFD」では、各CFDの証拠金管理をより簡易にするため、「CFDマスター口座」を採用。
これにより、「CFDマスター口座」から各CFD口座へ、新規建て時には必要証拠金が、建玉の決済後には不要な証拠金が、自動振替されるほか、追証と判定される可能性のあるCFD口座がある場合、残高に余力のある他口座から資金が自動振替されるため、利用者自身での資金を移動する必要がないシームレスな取引環境が整うとしている。
楽天証券は、各種CFDやバイナリーオプション「らくオプ」など、FXに限らず、さまざまな店頭デリバティブ商品を提供。
引き続き、利用者のニーズにあった魅力ある商品・サービスを、より一層安心・安全な環境で提供することで、さらなる顧客基盤の拡大を図るとともに、「資産づくりの伴走者」として、資産形成・投資活動に貢献していくとののことだ。