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「Job総研」を運営するライボは、1,011人の社会人男女を対象に「2022年 マスク着用基準の実態調査」を実施し、結果を公表した。
同調査は、脱マスクに対する賛否やマスク着脱の基準にしていることおよびいつまでマスク着用をするか、また現状のマスク着用基準の認知度や今後出される着用基準の注目度などについて調査したとのことだ。
【脱マスクの賛否】
脱マスク(マスク非着用)に対する賛否では、「賛成」33.9%、「どちらかといえば賛成」38.8%を合算した72.7%が賛成派の回答となった。
なお、反対派の回答は27.3%で、内訳は「反対」8.6%、「どちらかといえば反対」が18.7%という結果に。
また「賛成派」の回答を”男女別”で見ていくと男性の回答が78.0%に対して女性の回答は66.1%になり、脱マスク賛成派の回答は男性の方が11.9ポイント多くなっている。
さらに”年代別”で「賛成派」の回答を見ると20代が75.7%で30代が67.0%、40代が71.9%、50代が78.8%になり、脱マスク賛成派の回答は50代が最も高い結果となった。
【今後のマスク着用意識】
今後のマスク着用意識については「国の号令があればそれに従う」が35.6%で最多になり、次いで「周囲の着用率に合わせる」が31.8%、「個人の価値観で決めれば良い」が30.7%の結果となった。
「その他」1.9%の回答では「無条件で着用し続ける」や「今後マスクを外すつもりはない」など同様の回答が顕著に見られている。
【マスク着用基準の認知度と今後の期待度】
日本でのマスク着脱に関する政府からの説明については、「説明が不十分」39.1%と「どちらかといえば説明が不十分」13.4%を合算した52.5%が「不十分派」の回答となった。
また今後いつまでマスクを着用するかの基準について聞くと、「コロナが収束するまで」が42.7%で最多回答になり、次いで「政府からの着用ルールに従っていく」が32.0%、「コロナ関係なくマスクを着用し続ける」が18.3%、「ワクチンを4回以上摂取するまで」が6.2%の回答結果に。
【政府の説明に対する満足度】
2022年5月厚生労働省が示したマスク着用基準の認知度では、「存在も内容も知らない」18.4%と「存在は知っているが内容は知らない」40.0%で、58.4%が”内容を知らない”の結果に。「存在も内容も知っている」は41.6%であった。
また現在見直されているマスク着用基準の注目度は「とても注目している」11.8%、「注目している」18.5%、「どちらかといえば注目している」38.9%を合算した69.2%が”注目している派”の回答をした。
”注目していない派”の回答は30.8%で、内訳は「全く注目していない」13.7%、「注目していない」7.7%、「どちらかといえば注目していない」9.4%となっている。
【今後着用する理由】
今後もマスクを着用すると回答した987人に対してその理由を聞くと、「コロナ感染対策」が68.9%で最多回答になり、次いで「見えない同調圧力があるから」が35.0%、「すでにマナー化しているから」32.2%、「インフルエンザ感染対策」31.0%、「習慣化しているから」28.3%で上位5つの回答となった。
【調査概要】
調査対象者:全国/男女/20~50代
調査条件:
1年以内~10年以上勤務している社会人
20人~1000人以上規模の会社に所属
調査期間:2022年10月12日~10月17日
サンプル数:1,011人
調査方法:インターネット調査
<参考>
ライボ「Job総研」『2022年 マスク着用基準の実態調査』