Greenroomが運営するサステナビリティ/SDGs専門ニュースアプリ「GREEN NOTE」は、SDGsやサステナブルに関する意識を明らかにすることを目的に、サステナビリティに感度の高いアプリユーザーを対象に「節水、節電、製品素材など、環境に対する配慮がされている家電の追加コスト」についての市場調査を実施し、結果を公表した。

調査結果:全世代通して7割前後が環境配慮されている商品に対してプレミアムを払う意思がある

調査の結果、全世代を通して7割前後が環境配慮されている商品に対してプレミアムを払う意思があることがわかった。

これまで、Z世代など若い世代が環境問題や社会課題に対して理解があり興味関心が高いものと考えられてきたが、20代が最もプレミアムを支払う意思のある割合が低く、65%に留まった。

また、”環境配慮されていたとしても特に選ぶ理由にならない”と回答した割合、”他の商品と同じくらいの価格であれば、環境配慮されているものを選ぶ”と回答した割合も20代が最も多く、それぞれ4%、30%となっている。

なお同社は、上記に関しては、商品やサービスの購買については、金銭的な余裕や生活力が関係するものと考えられるとしている。

プレミアムの度合いに関しては、”10%以上”の回答が最も多く、エシカル消費のニーズの拡大がうかがえ、具体的なプレミアムについては、商品や価格帯によって異なるものと考えられる結果に。

また、企業が発信する環境に対する取り組みについて、すべての年代を通して半数以上がポジティブな影響を受けていない事が判明した。

調査結果

■アンケート内容

節水、節電、製品素材など、環境に対する配慮がされている家電(2-3万円程度)に、どのくらいの追加コストが許容できるか】

●10%(2-3千円)高くても購入するかもしれない
●5%(千円程度)高くても購入するかもしれない
●2-3%(4-9百円)高くても購入するかもしれない
●他の商品と同じくらいの価格であれば、環境配慮されているものを買う
●環境配慮されていたとしても、特に選ぶ理由にはならない言葉通りに受け取り、良いイメージを持つ

【調査概要】
調査主体:自社調査
調査方法:インターネット調査
調査媒体:GREEN NOTE(グリーンノート)
調査対象:アプリ内20~50代以上の男女
調査期間:2022年9月20日(火)~2022年10月2日(日)0時
有効回答数:197人

<参考>
GREEN NOTE『【市場調査レポート】エシカル消費は存在する?意外な”エシカル消費者層”とは?