NTTコミュニケーションズ(以下、NTT Com)は、ワークスペースの検索・予約サービス「droppin(R)」において、オフィスの余剰スペースを社員以外の特定のユーザーが検索・予約・チェックイン・チェックアウトできる機能を提供開始したことを発表した。
また、フロンティアコンサルティングと共同で、同機能の有効性を検証する実証実験を行うとのことだ。
NTT Comが先月実施した働き方に関する調査で、ビジネスパーソンの半数以上が「社外では、機密情報の保持や周囲から生じる雑音の問題などにより適切なワークスペースの確保が難しい」と回答しているという。
また、リモートワークの浸透に伴い、多くの企業で課題となるのが、オフィスの活用方法。同機能を活用しオフィスの余剰スペースを特定のユーザーに開放することで、社外における適切なワークスペースの提供によりコラボレーションの機会創出に貢献するとのことだ。
■droppin(R)の特長
同機能の特長は以下の通りです。
(1)余剰スペースの有効活用によるコラボレーションの機会創出
余剰スペースを提供する企業は、特定のユーザーにワークスペースを提供することで、雑談や立ち話などコラボレーションの機会創出につながる。
(2)必要となる手続きをワンストップで実施可能
ユーザーは、利用したいワークスペースの検索・予約・チェックイン・チェックアウトを同機能によりワンストップで行うことができる。
提供開始日:
2022年10月11日
利用料金:
ワークスペースの提供元・ユーザーともに無料
申し込み方法:
ワークスペースの提供元・ユーザーともにWebサイトから申し込み。
NTT Comは今後、NTT横浜西ビルの一部スペースを活用し、同機能を活用したNTT Com社員のサテライトオフィス利用促進に関する実証実験を予定。
また、自社オフィスの在り方について問題意識を持つ利用者向けにコンサルティングサービスを提供予定とのことだ。