クロス・マーケティングは、全国20歳~69歳の男女を対象に「第2回脱プラスチックに関する調査(2022年)」を実施し、結果を公表した。
4月にプラスチック資源循環促進法が施行されて半年。人々は普段の買い物ではどのような意識、行動をしているのか、「普段の買い物やテイクアウトでしているエコ活動」「エコバッグの利用の仕方」「プラスチックのカトラリーが無料配布されなくなった時の行動」「レジでもらえる紙袋についての意識」について聴取し、分析したとのことだ。
■調査結果
普段の買い物やテイクアウトでしているエコ活動として、「エコバッグを携帯している」が6割で最多となった。男女別でみると、女性は「エコバッグを携帯している」や「おしぼりをもらわないためにウエットティッシュを携帯している」人が多い。
また、エコバッグの利用の仕方は「用途に合わせて複数持ち歩いている人」が半数を超えた。
「用途に合わせて複数持ち歩いている」「持参したエコバッグに入りきらない分は普段のバッグ等にいれる」など、女性は複数のバッグで持ち帰るが、男性は1つにまとめて持ち帰る人が多い。
プラスチックのカトラリーが無料配布されなくなった時の行動としては「箸が無料でもらえるなら箸を使う」が35.0%。「マイスプーンやマイフォークを持ち歩くようにする」が17.8%、「無料でもらえないなら購入をあきらめる」が17.5%で続く。
年代別では、40代と60代が「箸が無料でもらえるなら箸を使う」が高くなった。
レジでもらえる紙袋についての意識で高かったのは、「丈夫なものは繰り返し使う」が60代で約4割。環境に対する意識の「プラスチックゴミが減って環境にやさしいと思う」は8.0%と低い結果となった。
■調査概要
調査手法:インターネットリサーチ(クロス・マーケティング、セルフ型アンケートツール「QiQUMO」使用)
調査地域:全国47都道府県
調査対象:20~69歳の男女
調査期間:2022年9月30日~10月3日
有効回答数:調査1,100サンプル
<参考>
クロス・マーケティング『第2回脱プラスチックに関する調査(2022年)』