ツクルバが運営する、家を売りたい人と買いたい人のマッチングサービス「ウルカモ」は、2022年8月10日にサービス提供開始から半年を迎えたという。

登録会員数は2,200名、累計投稿物件数は180件を超え、ウルカモサービス上における売主と買主のマッチング事例も誕生し、持ち家の売却や住まい探しの新しい体験を提供するサービスとして成長しているとのことだ。

今回、サービス提供開始半年を記念し、半年の実績を振り返るインフォグラフィックスを公開。

家を売りたい人と買いたい人のマッチングサービス「ウルカモ」、半年で登録会員2,200名、投稿物件180件を突破

投稿物件・登録会員の傾向

ウルカモは持ち家の売却を検討中の人や住まいを探している人が会員登録でき、登録会員数は2,200名を超えたという。また、登録ユーザーにより投稿された売却検討中の物件の累計は、広告による集客を行わず180件を超えたとのことだ。

登録ユーザーの中心は30~40代で、全体の75%を占め、サービス提供開始時に想定した通り、物件売却層の中では比較的若い年齢層が多く利用しているという。物件の種類はリノベーション済物件が85%を超え、現時点ではリノベーション物件が多く集まる場となっているとのことだ。

投稿物件・登録会員の傾向

投稿へのリアクション

ウルカモでは、投稿された物件に対し、住まいを探している人は「スキ」「買うかも」のスタンプでリアクションができる。

「スキ」は、気に入った物件に押すことで、その物件が売りに出された際に「売り出し通知」を受け取ることができる。「買うかも」は、その物件の購入に関心があるという意思表示で、実際に売りに出された際に優先的に内見できる権利である「内見ファストパス」を受け取ることができる。

1投稿当たりのリアクションの平均は、27「スキ」、3.6「買うかも」で、これまでのリアクションの最大値は、158「スキ」、34「買うかも」となっている。

リアクションの最大値を集めた物件は人気の高い世田谷エリアの60㎡台のマンションで、温かみのある無垢床と無骨なモルタルの対比が印象的なリノベーション済の物件とのことだ。

投稿へのリアクション

マッチング事例

今年3月末には、ウルカモ上で「買うかも」を押した購入検討者が、「内見ファストパス」(優先内見の権利)を活用して購入に至る、初めてのマッチング事例が誕生。

成約期間の首都圏平均が2.89か月(2021年下期首都圏中古マンション売出~成約までの期間:東京カンテイ)という中、ウルカモを通じて事前マッチングをした上で実際の売却に移行したため、成約期間が媒介契約~売買契約の期間で21日という早期の売却につながったとのことだ。

また、ウルカモへの掲載を通じて売却意向を高めて実際の売却に移行した例はすでに10件を超え、売却相談は増加傾向にあるとしている。

マッチング事例

ユーザーから支持されている機能

物件を投稿した売却検討中の人から評価が高かった機能は、「リアクションを通じたニーズの把握ができる」「査定機能が使いやすい」であったという。また、住まい探しをしている人から評価が高かった機能は、「販売前の物件を見られる」「豊富な物件写真」となった。

ウルカモの査定機能は、スマホから住まい情報の登録ができ、オンライン完結で「AI査定」と「写真査定」の2種類の査定が受けられる。

AI査定で部屋の相場価格を即座に確認でき、写真を投稿するとプロによる独自の内装査定も受けられ、オンラインの査定で反映するのが難しかったリノベーション部分の評価などを査定価格に反映させられるようになるとのことだ。

ユーザーから支持されている機能

ウルカモは機能を最小限に抑えサービス提供を開始した発展途上のサービスであり、ユーザーの声を聞きながらスピーディに機能追加・改善を重ねているという。

今後も手軽さとワクワクする売却体験にこだわり、ユーザーと共に新しい住まいの売却・住まい探しの体験を提供していくとしている。