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クロス・マーケティングは、2022年7月、全国20~69歳の男性1,250名を対象に「身体の悩みに関する調査(2022年)」を行い、結果を公表した。
今回は男性編として、現在や将来的な悩み、温活・腸活・菌活およびフェムテック・メノテック認知状況、職場においての意識などを分析したとのことだ。
■調査結果
【現在の悩みと将来的な不安】
男性の現在の悩みは、「抜け毛・薄毛」「体臭」「精神的なストレス」「口臭」「体型」が多く、それぞれ1割を超えた。40~60代では「抜け毛・薄毛」がやや多く、60代は「頻尿」「生活習慣(食生活・運動・睡眠)管理」が突出して高い結果となった。
また、将来的に不安に感じることは、「抜け毛・薄毛」「体臭」「口臭」「体型」「生活習慣管理」など。20代は「体臭」「口臭」の不安が他年代より高くなっていた。
体型への意識は、「体重を落としたい」「筋肉をつけたい」「姿勢をよくしたい」で2割を超える結果に。60代は「体重を落としたい」、20~30代は「特に何も思っていない」人が多かったとのことだ。
【温活/腸活/菌活認知状況】
腸活の認知率は60%、菌活は38%、温活は30%であった。菌活や温活の認知率は若い年代ほど高いく、”腸活”として思い浮かぶものは、「ヨーグルト」「乳酸菌」「納豆」などとなっている。
【フェムテック/メノテック認知状況】
フェムテックの認知率は13%、メノテックは12%程度と低めの結果に。双方とも若い年代ほど認知率は高い傾向で、20代の認知は2割を超えるが、50~60代は関心のなさからか極めて低い結果であった。
【職場における女性特有の症状に対する理解】
有職者に職場においての意識を確認したところ、「職場で、女性特有の症状(生理や更年期)への配慮・理解が進んでほしい」について、”あてはまる”は22%、”あてはまらない”は24%。
「職場で、女性特有の症状への男性の配慮・理解は不十分だと思う」は”あてはまる”20%、”あてはまらない”は25%となり、いずれも”職場での女性特有の症状への配慮・理解”に対しては否定的な意見の方が上回ったとのことだ。
■調査概要
調査手法:インターネットリサーチ
調査地域:全国47都道府県
調査対象:20~69歳の男性
調査期間:2022年7月29日~7月31日
有効回答数:本調査1,250サンプル
※調査結果は、端数処理のため構成比が100%にならない場合がある
<参考>
クロス・マーケティング『身体の悩みに関する調査(2022年)男性編』