ビジネスSNS「Wantedly」を運営するウォンテッドリーは、企業のパーパスと採用をテーマに行った調査結果を公表した。

各社が自社のパーパスを表明し、関連書籍が多数出版され「パーパス」という言葉が次第に注目を集める中、ウォンテッドリーでは求職者、採用担当者それぞれのパーパスに対する意識について調査を実施。

なお、記事では「パーパス=企業の存在目的や社会的意義」と定義しており、企業によって「ミッション」や「ビジョン」として定義していることが「パーパス」として捉えることができるとしている。

【求職者側の回答結果抜粋】年々高まるパーパスの重視度合い

■パーパスをかなり重視して入社する人は年々増加し、直近5年間で倍増
入社時にパーパスを重視した人の割合を入社タイミング別で比較すると、「かなり重視した」という回答が2017年の18%から2022年の36%へと倍増。

入社時にパーパスを重視した人の割合(入社タイミング別)

採用担当者側の回答結果抜粋】3社に1社がスキルよりパーパスを重視することも

■採用時にスキルよりもパーパスへの共感度合いを重視することも
採用担当者側への調査では、採用時にスキルよりもパーパスへの共感度合いを重視することがあると32%が回答した。

採用時にスキルよりもパーパスへの共感度合いを重視することがあるか

調査概要
調査名:企業のパーパスと採用に関する調査
対象:求職者および採用担当者(Wantedly利用者/非利用者の双方とも含む)
期間:2022年4月15日〜4月22日
人数:1,340名(求職者1,182名および採用担当者158名)

<参考>
ウォンテッドリー『企業のパーパスと採用に関する調査結果