パナソニック コネクトは、「現場から社会を動かし未来へつなぐ」という企業としての存在意義であるパーパスを表現したCMを放映開始したことを発表した。

パーパスCM「かなえよう。」篇

CMでは、パナソニック コネクトが目指す、サプライチェーン全体の自律化(オートノマスサプライチェーン(TM))によってかなえる未来を映像化。

お店の「現場」から始まる、人とAI・テクノロジーの融合が起こすポジティブな連鎖を「光の廊下」、「動く倉庫」など斬新な方法でマジカルに(魔法のような世界観で)表現しているという。

「造る、運ぶ、売る」というサプライチェーンのつながりや現場からイノベーションを起こし、あきらめかけていた少女の願いをかなえる様子を、し、「現場の未来」を描いたとのことだ。

また、パナソニック コネクトが大切にしているDEI(ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン)を表現するため、多様な人種や体型、車いすの利用者やLGBTQの人々などに参加してもらい、「多様な人々がつながることで、一緒にかなえる幸せな未来」を表現したという。

▼パナソニック コネクト「かなえよう。」スペシャルサイトURL:
https://connect.panasonic.com/jp-ja/start

なお、パナソニック コネクトの発足に伴うCMは、同パーパスCMの他に、具体的な利用者の「現場」ビジネス事例を紹介する「物流:ヤマト運輸編」、「エンタメ:読売巨人軍・東京ドーム編」も同時に放映開始するとのことだ。

■新会社パナソニック コネクトのパーパスCM「かなえよう。」篇ストーリー概要

CMでは、パナソニック コネクトが目指す、未来の「造る・運ぶ・売る」の姿である「オートノーマス(自律的な)サプライチェーン」をストーリー化。

ストーリーは少女が欲しかった赤い靴下をお店に買いに行くシーンから始まり、売り切れている赤い靴下を見て残念そうな少女の表情をお店に設置されたセンサーで捉え、通知されたお店のスタッフが少女に優しく駆け寄る様子を描いている。

その後、「光の廊下」で表現されるお店からの注文をつないだ靴下の製造工場ではロボットと人が協働し、無駄のない動きで靴下を造る。

「動く倉庫」で表現される需要に応じて柔軟に稼働する倉庫とドローンで表現される自律的な物流によって少女のもとに靴下が届けられ、生体認証による決済によってスピーディーに決済が完了。

「造る・運ぶ・売る」といった個々の「現場」がシームレスにつながり、人と人、人とテクノロジーが連携して一体になっていく社会の様子を描き、最後には様々な「現場」で働く人々が、少女(子供たち)の願いが叶ったことを共に喜び合うシーンでパナソニック コネクトが目指すパーパスの世界観を表しているとのことだ。

コネクトのパーパスCM「かなえよう。」篇

■撮影エピソード

CM制作にあたり、これまで数々の画期的な映像を世に送り出してきた映像監督の田中秀幸氏と、Lizzo、ハーリド、ビヨンセなど、名だたる有名アーティストの振付けを担当している世界的振付師のJOE BROWN氏がタッグを組み、フルリモート体制で撮影を実施。

日本とロサンゼルスという離れた現場をつなぎながら、「現場から社会を動かし未来へつなぐ」という企業パーパスの映像化という挑戦のため、様々な工夫が施されたという。

例えば、シームレスな未来のサプライチェーンを表現するため、人がセットを動かしながらワンカットでのダンスリレーの撮影、また、あらゆる人々が一体感を持って働く「現場の未来」を表現するため、キャストは多くのプロダンサーの中から、多様性を重視して選出されたとのことだ。

パナソニック コネクトは、B2B(企業向け)ソリューション事業会社として、様々な利用者やパートナーともつながりながら、最新のテクノロジーを活用し、利用者の「現場」をイノベートすることで社会課題を解決し、一人ひとりの幸せと持続可能な社会を両立させながら地球の未来に貢献していくとのことだ。