アディダス ジャパンは、FIFA ワ-ルドカップ カタール 2022™の公式試合球「アル・リフラ(AL RIHLA)」を発表した。

「アル・リフラ」はアラビア語で「旅」。FIFAワールドカップ™開催地のカタールへの旅、同大会の決勝戦までの旅を意味しています。世界最大級のスポーツイベントであり、性別、年齢、人種やナショナリズムに関係なく、あらゆる人々が一体となって熱狂するFIFA ワ-ルドカップ™。

この世界大会を通して、世界が一つになっていくことを願い、「世界をつなぐ旅が、ここからはじまる。」というコンセプトに込めたとのことだ。

FIFAワールドカップ™史上屈指の飛行速度を誇り、現代サッカーのスピーディな試合展開に対応するデザインとなっている。

日本国内ではアディダス社とのライセンス契約に基づき、モルテンがアディダス オンラインショップ、アディダス アプリ、アディダス 直営店(限定店舗)にて2022年3月30日19時先行発売、そして全国の取扱店にて4月14日10時より一般発売。

アル・リフラ(AL RIHLA)について

デザイン・カラー

アル・リフラは、カタールの国旗・文化・建築物から着想を得たデザインとなっている。パネルには、世界を一体化させるサッカーの価値を表す言葉、PASSION(情熱)、FAIRPLAY(フェアプレイ)、COLLECTIVE(集団的)、TEAMWORK(チームワーク)、RESPECT(尊敬)、RESPONSIBILITY(責任)を6つの言語で表現。表面には、カタールの伝統産業である真珠を連想させるパール調の光沢原反に施し、湧き上がる様々な感情や多様性に富んだ各国のアイデンティティ、そして現代サッカーのプレースピードを連想させる多彩なカラーリングとグラフィックを採用。

テクノロジー

1.新形状・スピードシェルパネルシェイプ
他に類を見ないアディダス独自の新形状「スピードシェル」を新しく搭載。大小2種類の異形状のパネルを20枚使用した組み合わせは空気抵抗を減らし、より良いキックの正確性と飛行安定性に貢献するという。

2.エンボスとディボスの2種類の表皮形状
新形状の突起(エンボス)状シボと陥没(ディボス)状シボを採用し、更なるキックの正確性と飛行安定性の向上に加え、よりカーブのかかるボールを実現。

3.サーマルボンディング製法
熱接合技術により、縫い目の無い表皮構造を可能に。それにより、どこを蹴っても同一の反発力が生じ、正確なパスやシュートを実現することが可能となる。

サステナビリティ

新形状・スピードシェルパネルシェイプ採用したことで、ボールの製造過程における廃棄物を削減。材料の効率化を実現し、より少ない材料でボールを製造可能に。またワールドカップ史上初めて再生可能な水性のインクや接着剤等を使用し製造することで、よりエコフレンドリーなボールとなったとのことだ。

【アル・リフラ(AL RIHLA)商品レンジ一覧】

なお今回、アル・リフラの売上の1%がアディダス グローバルチャリティーパートナー「Common Goal」の活動に寄付されるという。

これは92年に及ぶFIFAワールドカップ™の歴史の中で、世界各地の人びとにポジティブなインパクトをもたらすための資金確保に直接貢献する初の公式試合球であり、アディダスのブランド理念にしたがい、アマチュア コミュニティに有益な継続的変化を生み出す最新の取り組みとなるとのことだ。