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個人と企業のワークシフト支援を行LiBは、ジョブマッチングサービス「LIBZ」に登録する女性会員を対象に、3月8日の国際女性デーに合わせ、「職場のジェンダーギャップ」についてのアンケート調査を実施し、結果を公表した。
2021年3月、世界経済フォーラムが公表した「ジェンダーギャップ指数2021」で日本は156か国中120位、そのうちの経済面においては117位という結果であった。
LiBがForbes社と共に開催している「Forbes JAPAN WOMEN AWARD」では、昨年、企業のジェンダー平等への取り組みについて調査を実施。
その結果、「リモートワークをはじめとする柔軟な働き方の推進」と女性活躍に相関がみられるという考察が得られたため、3月8日の国際女性デーに合わせ、「リモートワーク」とジェンダーギャップとの関連について、改めてアンケート調査を実施したとのことだ。
■64%の人が「職場にジェンダーギャップがある」と回答
「職場にジェンダーギャップがある」と回答した人は64%、「職場にジェンダーギャップがない」と回答した人が、23%という結果になった。
■職場のジェンダーギャップ解消に必要なこととして、83%が「経営層の意識が変わること」、61%が「リモートワークやフレックスなど柔軟な働き方が出来る環境を整えること」と回答
職場のジェンダーギャップ解消に必要なことを尋ねたところ、「経営層の意識が変わること」と回答した人が83%、「リモートワークやフレックスなど柔軟な働き方が出来る環境を整えること」と回答した人が61%という結果に。
■56%の人が現在「リモートワークをしている」と回答
現在「リモートワークをしている」と回答した人の割合は56%となり、「リモートワークをしている」と回答した人のうち、「週5リモートワーク(フルリモート)」で働いている人が43%、「週4リモート勤務(週1出社)」で働いている人が18%という結果に。
また、現在フルリモート日を選択した人を除いて、実際のリモートワーク日より平均1.5日以上長くリモートワークを希望していることもわかったとのことだ。
■「1年以上リモートワーク」で働いている人は83%。リモートワーク開始の理由は新型コロナウイルス感染症の影響が大半に
「リモートワークをしている」と回答した人のうち、リモートワークの累計期間を尋ねたところ、83%の人が「1年以上リモートワーク」で働いていると回答した。
また、そのうちの83%が新型コロナウイルス感染症の影響でリモートワークを開始したという結果となった。
■「リモートワークをしている」と回答した人のうち、「リモートワークの効果」として、91%が「通勤のストレスが軽減した」と回答
「リモートワークをしている」と回答した人のうち、「リモートワークの効果」として91%が「通勤のストレスが軽減した」64%が「体調不良時(生理痛等)のストレスが軽減した」と回答。
なお、リモートワークによる課題は、社内メンバーとのコミュニケーション量が減ったという回答が68%となった。
仕事の生産性においては、高まったと回答した人は38%、下がったと回答した人は17%という結果になったとのことだ。
【調査概要】
調査対象者:「LIBZ」に登録する女性ユーザー
実施期間:2022年2月21日~2月28日
調査機関:株式会社LiB
調査方法:インターネット
調査人数:333人
<参考>
LiB『職場のジェンダーギャップ』