ぴあとplaygroundは、12月1日から共同で「ワクチン・検査パッケージ対応電子チケット」のサービスを開始すると発表した。

最新の感染拡大対策を講じた各種イベントの電子チケットを、チケット販売サイト「チケットぴあ」等での販売が可能となった。

新型コロナウィルスによってイベント市場が壊滅的な打撃を受ける中、ぴあとplaygroundは、両社の強みを活かしコロナ禍における安全な有観客イベント開催に寄与する努力を続けてきたという。

今回両社で開始する「ワクチン・検査パッケージ対応電子チケット」により、コロナ禍におけるリアルイベントは、来場者にとっても、また運営者にとってもより安全に効率的に開催できるようなるという。

チケット購入者は、電子チケットのWebページ上から来場者情報と新型コロナの「ワクチン接種歴」または所定の期間内の「PCR/抗原検査の陰性の検査結果」の画像を事前登録できる。

これにより、イベント主催者はイベント来場者の感染対応状況を事前に確認できるとともに、来場者も証明書の原本持参などの煩わしさがなくなり、入場オペレーションの円滑化と密集緩和に寄与するとのことだ。

また、同サービスと連動し、イベントの業務設計や運用面も含めた運営面の支援にも対応。官公庁、市区町村、保健所とのコミュニケーションや、入場/検査業務設計、物品の仕入れまで包括的な感染拡大対策の導入の支援も行っていくとしている。

ぴあの強み
●「チケットぴあ」「Cloak」をはじめとした国内No.1のチケット取扱枚数を誇るチケット販売サービス
●音楽、スポーツ、ステージなど多種多様な票券管理業務ノウハウ
●国内トップクラスのイベント運営ノウハウ

playground の強み
●「MOALA Ticket」をはじめとした電子チケット技術
●電子スタンプや「MOALA QR」などの特許技術
●「発熱者スクリーニング機能」や「来場者情報取得機能」などのコロナ対策機能
●国内初の「全来場者、ワクチン・検査結果確認のイベント開催」を運営。経産省及び内閣官房に採択された、ニューノーマルのイベントの運営ノウハウ・実行力

同サービスは政府の行動制限緩和策案における「緊急事態宣言下での100%収容を許諾する基準」をはじめとした、各種コロナ禍でのガイドラインに適合。

また、今後も感染拡大状況、政府指針をはじめとした外部環境の変化に迅速に対応し続けることで、興行の顧客に安心して興行を開催できる環境を提供するとのことだ。

今後もぴあとplaygroundは、コロナ禍からの一日も早いリアルイベント市場の経済的復活のために、業務ノウハウ、DX技術等を駆使した協業を推進していくとしている。