日本マクドナルドは、ポプラ社が発行する「答えのない道徳の問題 どう解く?」と協力し、子供たちが自由な発想や思考力を育むサポートをするマクドナルドのプロジェクト「みんなで!どう解く?」において、全国の小学校の授業で利用可能なオリジナル教材として、児童向けのワークツールや先生向けの授業台本などを特設サイトにて無償で公開したと発表した。
2021年1月から、クイズ王・伊沢拓司さん率いる東大発の知識集団QuizKnockメンバーとともに、子供たちと答えのない問題に向き合うことで自由な発想や思考力を育み、文部科学省の新学習指導要領に掲げられている「生きる力」を伸ばす支援を行う「みんなで!どう解く?」プロジェクトを開始。
そして、7月には、全国の子供たちが夏休みの課題研究に利用できる自由研究キットを特設サイトで無償公開したという。
「みんなで!どう解く?」プロジェクトを通して、小学校の先生から「間違えることを恐れずに、自由に考えて自分の意見を発表する機会を作ってあげたい」、「クラスメートとの対話から、いろんな考えや価値観があり、人と違うのは悪いことではないということを伝えたい」といった思いを持ちながら、一方で、「授業での取り入れ方がわからない」「授業の準備に時間がかかってしまい、授業の進行もうまくいかないことがある」という現状が寄せられた。
マクドナルドは、このような先生たちの思いに寄り添いながら子供たちの成長と発達をサポートするため、オリジナル教材を開発したとしている。
教育関係者と連携して制作した授業進行台本などの先生向け授業運営ツールで、先生の授業の進行をサポートするほか、子供たちのなぜ?を引き出し、問いを考えるヒントとなる「問いづくりヒントカード」をはじめとした、子供たちの思考や対話をサポートする児童生徒向けワークツールも多数用意。
初めて「みんなで!どう解く?」に触れる先生や子供たちでも、正解がないからこそ、自ら考え、間違いを恐れずに互いの意見を交わしあい、さらに、多様性を理解しながら物事の本質について考えるという学びを実践できるとのことだ。
マクドナルドは変化する社会やユーザーのニーズに柔軟に対応し、進化を続けるとしている。
そして、「みんなで!どう解く?」プロジェクトをはじめ、様々な取り組みにおいて、遊びや体験を通した子供たちの学びや発達につながる“きっかけ”や、保護者にも子どもの成長に触れる喜びを感じられる機会を提供していくとのことだ。