パナソニックは、2021年9月12日に開幕した女子プロサッカーリーグ「WEリーグ」の開幕戦で、リアルタイム音声配信プラットフォーム「CHEERPHONE」(チアホン)を活用した音声配信サービスの実証実験を実施したことを発表した。

リアルタイム音声配信プラットフォーム「CHEERPHONE」

同実証では音声配信サービスによる新しい観戦体験を検証することを目的に、2021年9月12日に行われた日テレ・東京ヴェルディベレーザ(以下、ベレーザ)対三菱重工浦和レッズレディース戦のスタジアム来場者に対し、「CHEERPHONE」を用いてチーム・選手の紹介や試合の実況解説を配信。

スタジアムにいながらリアルタイムで実況解説付きの試合を楽しむ、新たな観戦スタイルを提供したという。

味の素フィールド西が丘で実施された国内初の女子プロサッカーリーグ「WEリーグ」の開幕戦のベレーザと三菱重工浦和レッズレディースの試合には2,427名が来場。

CHEERPHONEを活用したリアルタイム音声配信は、すべての来場者を対象として無料で実施し、多くの人がCHEERPHONEを用いた新たな観戦スタイルを楽しんだとのことだ。

CHEERPHONEでの配信の様子とCHEERPHONEのサービス画面

CHEERPHONEは、コロナウイルスによってスポーツを取り巻く環境も大きく変わり、観戦の在り方も変わっていく中の一つとして、アフターコロナを見据え試合会場でチームとファンとをつなぐ音声配信プラットフォームを提供していくとのことだ。