LINE Payは、2021年10月1日から2.45%[税別]としていた加盟店への「プリントQR」「店舗用アプリ」「支払いリンク」の決済手数料を、1.98%[税別]に引き下げることを発表した。

LINE Payでは、2018年8月1日から2021年9月30日までの間、「プリントQR」「店舗用アプリ」「支払いリンク」の決済手数料を無料にし、個人事業者やSMB(Small and Medium sized Business)をはじめとした事業者のスマートフォン決済の導入に貢献することで、加盟店やユーザーのお金のやりとりにおける環境整備を推進してきた。

今回、2021年9月30日までの決済手数料無料期間後、2021年10月1日から2.45%[税別]としていた加盟店への「プリントQR」「店舗用アプリ」「支払いリンク」の決済手数料を見直し、1.98%[税別]に改定。同改定により、加盟店の管理コストの削減に寄与するとのことだ。

2021年8月17日から、ユーザースキャン方式のPayPay加盟店におけるLINE Payでの支払い開始により、PayPayのユーザースキャン方式(MPM)の加盟店に申し込むことで、LINE Payでの支払いも可能となった。

これにより、全国4,000万人を超えるPayPayユーザーに加え、導入の手間なく全国4,000万人のLINE Payユーザーの集客効果を期待できるという。

PayPayとのMPM連携開始に伴い、2021年10月1日よりLINE Payのオフライン加盟店の新規募集および総務省主催の統一QR「JPQR」普及事業への新規対応を停止。

既存のオフライン加盟店のユーザーは、引き続き利用することが可能。また、「オンライン決済」「LINE Pay請求書支払い」「LINE Payかんたん送金サービス」については、新規加盟店募集を継続。

今後も、同じグループ傘下のキャッシュレス決済事業者として、PayPayと双方の強みを活かしたシナジーを生みながら連携を強めることで加盟店の負担軽減と、ユーザーの利便性向上に取り組んでいくとのことだ。