天文関連プロダクツの開発会社であるアストロアーツは、モバイル向け星空アプリ「星空ナビ」に、流星を見つけたことを報告・共有し、多くの人で楽しむための期間限定機能を追加するアップデートの提供を開始したと発表した。
毎年夏休みの頃に流れる「ペルセウス座流星群」は、見える流星の数が年によって大きく変わるという。
今年(2021年)のペルセウス座流星群は、月明かりもなく、流星が一番流れる時間がちょうど日本では夜であることなどから近年にない好条件で、たくさんの流星が見られると期待されているとのことだ。
アストロアーツが提供する「星空ナビ」は、向けた方角の星座や星の名前はもちろん、天文現象や最新天文ニュースまで表示され、旬の天文現象を解説付きで楽しめることが特徴の星空アプリ。
「星空ナビ」では、条件の良い今年の「ペルセウス座流星群」に合わせて、新たにペルセウス座流星群の専用画面を加え、流星を見たことを報告・共有する機能を追加。
同機能では、いま星空を見上げているユーザーの数がわかるほか、流星を見つけたときに「ながれた」ボタンを押すだけで、自分が見つけた流星の数を記録し、またユーザー全員で見つけた流星の総数も表示するとのことだ。
実際の集計はペルセウス座流星群の極大前後の8月11日から8月15日までを予定しており、それまでの期間は自由に「ながれた」ボタンを操作して試すことができるとしている。
今回の機能追加で最も大切にしたことは、「どこかに同じ星空を見ている人がいるという繋がりを感じられること」。
コロナ禍で人が集まる機会に制限がある中、それぞれが別々の場所で見上げる星空でも、同じ空を見上げている人が確かにいることを感じられるよう、報告がリアルタイムで反映されるようになっているとのことだ。