Airbnbは、国際オリンピック委員会(IOC)、国際パラリンピック委員会(IPC)とともに、オンライン体験を通じて、オリンピアン、パラリンピアン、そしてオリンピック奨学金受給者である難民アスリートを支援し、ファンと交流できるユニークな機会を提供すると発表した。
東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会(以下、東京2020大会)大会期間中、9名の難民アスリートは、自分のスキルやスポーツへの情熱を世界に伝えることで収入を得て、また、世界的な難民問題への意識を高める方法を提供する予定であるとのことだ。
オリンピック水泳選手のユスラ・マルディニ選手、IOC難民オリンピック選手団団長であるテグラ・ロルーペ選手、パラリンピック水泳選手のイブラヒム・アル・フセイン選手をホストに迎え、難民の旅、逆境を克服した素晴らしいストーリー、そしてスポーツの力を学ぶことができる。
さらに、難民パラリンピックのチームが、ユニークなオンライン体験を東京からライブ配信する予定であるとのことだ。
IOC難民オリンピックチームメンバーのユスラ・マルディニ選手は次のように述べている。
「Airbnbでオンライン体験のホストになることをとても楽しみにしています。世界中のゲストに私がオリンピアンになるまでのストーリーと、難民であることのユニークな側面を伝えることができるからです。Airbnbのオンライン体験を通じて、難民アスリートたちが自らの声でストーリーを共有し、世界の難民に対する理解を深める機会をいただけることはとても重要だと思います。」
レジリエンスの再定義、マインドフルネスの力、女性のための護身術、全身ワークアウトを楽しもうなど、これらのオリンピアン、パラリンピアンによるオンライン体験は、東京2020大会の魅力をより身近に感じてもらうために特別に企画された、200以上のオンライン体験の一部であるという。
Airbnbの共同創業者であり、Airbnb.orgの会長を務めるジョー・ゲビア氏は次のようにコメントしている。
「難民アスリートがこのまたとないオンライン体験を通じて、彼らのこれまでの道のりを共有し、世界中の人々とつながる方法をAirbnbが提供できることがとても楽しみです。このような素晴らしいアスリートとの親密で濃い時間が、困難な時期にモチベーション、インスピレーションや勇気を見出す一助となることを切に願っています。」
Airbnbでオンライン体験を提供することで、アスリートは自分のスキルやスポーツへの情熱を世界に伝え、収入を得ることができる。
難民アスリートの中には、この機会を利用して、大会後も引き続き、ホストとしてインタラクティブな活動を行う人もいるとのことだ。
また、難民パラリンピックチームメンバー のイブラヒム・アル・フセイン選手は次のように述べている。
「Airbnbでホストになることは、非常に困難な時期の中、経済的な機会を得ることになります。オンライン体験によってこれまでも、難民やアスリートとしての声やストーリーを世界に発信する場を得ることができました。」