沖縄県を世界に先⽴つウェルビーイング先進都市としていくことを目的として、地元企業の経営者と各業界でウェルビーイングの研究や推進に取り組む専門家がタッグを組み、5月27日、沖縄ウェルビーイング推進協議会を発⾜したことを発表した。
ウェルビーイングとは、⼈が⾝体的にも精神的にも社会的にもいい状態、つまり「幸福」な状態であることを表す⾔葉。
沖縄ウェルビーイング推進協議会は、『Well-being First』のスローガンを掲げ、歴史的、文化的な背景や社会的な繋がりの深い沖縄県を世界に先立つウェルビーイング先進都市とすべく、各業界で研究や推進に取り組むウェルビーイングの専門家と沖縄県の経営者、自治体が協力することで様々な取り組みを展開し、個々の「幸せ」が最優先され尊重される社会の実現を目指すという。
ペンシルベニア大学のマーティン・セリグマン博士とJapan Positive Psychology Instituteが中心となり、世界のモデルケースとして2025年までに日本中の人々が持続的幸福を実現することを目指すムーブメント「PERMA25JAPAN」にも参画しているとのことだ。
協議会発足のキックオフイベントして、那覇市内にて感染症対策を行った上で少人数に限り経営者向けの勉強会を実施。
フェローである島田由香氏がウェルビーイングの基本概念や経営における活用方法などを講演した。
また、同日夜には、「若者に伝えたいWell-being」をテーマにYouTube・Twitter・Instagram同時ライブ配信を行い、若者から支持を受けている沖縄出身・沖縄育ちのオルタナティブ・Hiphopアーティスト「OZworld」との対談でSNSを活用してウェルビーイングの概念を発信。
今後、以下の活動を予定している。
・ 専門家を招いた沖縄の企業・経営者向けセミナー
・ 学⽣向けwell-beingビジネスコンテスト
・ SNS等を活⽤した動画コンテンツの配信
・ ⼦供たちの健康とホースセラピー講習