ヤフー(以下、Yahoo! JAPAN)は、副業マッチングサービス「Yahoo!副業(ベータ版)」の正式提供を開始したと発表した。
ユーザーは、IT企業や広告代理店、ベンチャー企業など、計9社の副業案件の閲覧・応募ができるとのことだ。
昨今、新型コロナウイルスの影響で、社会の新常態(ニューノーマル)を見据えた“新しい働き方”が広がっている。
副業を行っている人の割合は、2017年には4.0%であったが、2020年には9.7%となり、副業を行う人が増えてきていることがわかっているという。
副業人材“ギグパートナー”の受け入れ実績のあるYahoo! JAPANは、より多くの人が副業を始めるきっかけを提供すべく、2021年3月3日に「Yahoo!副業(ベータ版)」の先行登録者の募集を開始。
その結果、30代~40代を中心に、ITエンジニアや営業、マーケティングなど幅広い職種の人が登録し、先行登録者数は募集を開始してから約1か月で9万人を超えたという。
今回正式提供を開始した「Yahoo!副業(ベータ版)」では、Yahoo! JAPANやエキサイトといったIT企業や、広告代理店である博報堂など幅広い業界の企業や、エンジニアや営業、事務系といった幅広い職種の副業案件を掲載・募集している。
今後「Yahoo!副業(ベータ版)」は、さまざまな業界・職種の副業案件を掲載していくとともに、より多くのユーザーのニーズに応えるべく、「この会社の副業案件を掲載してほしい」といった要望を送信できる機能の提供を予定しているとのことだ。
なお、「Yahoo!副業(ベータ版)」で副業案件の掲載を検討している企業の担当者は、問い合わせフォームから問い合わせ可能であるとしている。