新潟市は、6月19日から8月29日の期間、「25周年記念 るろうに剣心展」を開催すると発表した。

大ヒット漫画『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-』(著:和月伸宏)誕生から25周年の今年、作家ゆかりの地・新潟に原画200点以上が集結するという。また、主人公・剣心の生きざまを象徴する愛刀「逆刃刀・真打」も特別展示するとのことだ。

○開催概要

・展覧会名:「25周年記念 るろうに剣心展」
・会  期:2021年6月19日~2021年8月29日
(前期:6月19日~7月18日、後期:7月20日~8月29日)
・開館時間:午前9時30分~午後6時(券売は閉館30分前まで)
・休館日 :月曜日(8月9日、10日は開館)
・会  場:新潟市美術館(新潟市中央区西大畑町5191-9)
・観 覧 料
 前売(一般のみ) 1,200円(5月14日(金)発売)
 当日:一般 1,500円
 大学・高校生 1,000円
 中学生以下無料
 団体(20名以上)およびリピーター(同展の半券提示かつ本展2回目以降の購入):2割引き
なお、障がい者手帳、療育手帳を持っている人および一部の介助者は無料。
・前売券販売所 ローソンチケット(Lコード 39888)、新潟市美術館、新潟市新津美術館

200点を超える展示物の中で最大の注目ポイントが、「週刊少年ジャンプ」連載時代の、作者入魂の原画の数々。同展覧会では、作品を語る上で欠かせない5つのキーワードに分類して展示を構成しているという。

作品の世界観を象徴する剣心の愛刀「逆刃刀・真打」特別展示

剣心が初めてこの刀を手にした場面をはじめとする数々の名シーンの原画とともに、主人公・剣心の“不殺”の信念を象徴する「逆刃刀・真打」を展示。

「逆刃刀・真打」所蔵・写真提供:博物館明治村

この「逆刃刀・真打」は、愛知県・犬山市の博物館明治村の依頼のもと、岐阜県・関市の無鑑査刀匠・尾川兼國(おがわ・かねくに)氏が制作した一振りであるという。

作中に登場する剣心の愛刀を実際の日本刀として作り上げたもので、人を殺傷するのではなく峰打ちの状態になるよう、刀の刃と峰の部分が通常の刀とは逆向きに打たれている。

また、茎(なかご、刀身の内側)の部分には、作中と同様に、「我を斬り刃(やいば)鍛えて幾星霜 子に恨まれんとも孫の世の為」の銘が刻まれている。会場での撮影も可能。

さらに、展覧会オリジナルグッズも登場。作中に登場する牛鍋屋「赤べこ」「白べこ」の姉妹店として、<展覧会公式ショップ「黒べこ」>が新潟市美術館ミュージアムショップに出張!? “るろ剣”の魅力が詰まった展覧会オリジナルグッズを販売。