パーソル総合研究所は、コロナ禍前後におけるテレワーカーと出社者に分けた残業時間の実態に関する調査結果データを発表した。

【調査結果概要】

1.コロナ禍前後の平均残業時間を比較すると、全体で2.8時間減

コロナ禍前後の平均残業時間を比較すると、全体で2.8時間減っている。テレワーカーでは3時間、出社者では2.6時間短くなっている。

2.テレワーカーの方が残業時間は長い

コロナ禍の前も後も、テレワーカーの方が残業時間は長い傾向にあることが定量的に明らかとなった。ただし、テレワーカーも、コロナ禍前後で残業なしは19.6%から27.4%へと7.8ポイント増えてはいる。

なお、同調査における「テレワーカー」はモバイルワーク・在宅勤務・サテライト勤務のいずれかを週に1~5日実施している人、「出社者」は在宅勤務・モバイルワーク・サテライト勤務をまったく行っていない人(コロナ禍の前後で立場は変わらない)。

調査概要

<参考>
パーソルHD「パーソル総合研究所、コロナ禍前後の残業時間の実態を発表 コロナ禍の前も後もテレワーカーの方が出社者より残業時間が長い