ショートムービープラットフォーム「TikTok(ティックトック)」と東宝は、新たなクリエーターを発掘し、映像・映画を共創する事で映画業界を盛り上げる事を目的とした新しい映画祭『TikTok TOHO Film Festival 2021』を開催すると発表した。

北村匠海さんが同映画祭の公式アンバサダーに、審査員には三池崇史監督、山田智和監督、しんのすけ(TikTokクリエイター)さんが就任し、4月12日より動画作品の公募を開始するとのことだ。

『TikTok TOHO Film Festival 2021』はTikTokと東宝がタッグを組み、将来性・ポテンシャルのあるクリエイターを発見し、育成をサポート。

また、アドビが同Film Festivalの協力企業として、参加者全員に編集ワークショップとAdobe Stock無料素材の提供を、そしてファイナリストにはAdobe Creative Cloudコンプリートプラン(12か月版)の無料提供などの支援を提供するとしている。

スマートフォンの普及に伴い、ユーザーは様々なソーシャルメディアで良質な動画コンテンツを手軽に作成・視聴できる時代となった。

そんな中、“縦型動画”にはまだ開拓の余地があり、新しい映像世界を作り広げていく可能性を秘めているという。

同映画祭では誰でも参加が可能なプラットフォームを活用して世界中・日本中から新しい才能を発掘するとのことだ。

スマホを持つすべての人が募集対象であり、グランプリ受賞の可能性があるという。グランプリ受賞者(団体も可)には東宝プロデュースによる新作映像の制作権利およびその制作補助費のサポートが受けられるとしている。

応募方法はハッシュタグ #TT映画祭2021 を付けてTikTokに動画を投稿するだけ。新たな才能を発掘すべく、ユーザーからの応募を待っているとのことだ。

■公式アンバサダーに北村匠海さん

コメント:
「TikTok TOHO Film Festival 2021アンバサダーに就任しました北村匠海です。すごく純粋に楽しみです。今回のこの企画で、僕自身もたくさんの刺激を受けると思いますし、きっと新たな才能が華咲くんだろうなと、ワクワクしています。」

■審査員には三池崇史監督、山田智和監督、しんのすけ(TikTokクリエイター)さん

三池崇史監督 コメント
「凄い映画祭が来た。『TikTok』×『東宝』って最強じゃないか⁉️次世代のクリエイターにとって、これ以上の戦場はないだろう。「参加しない」という選択肢は無い。自由に、楽しみながら、新しい明日を手に入れよう!」

しんのすけさん コメント
「この度審査員に就任しました、映画感想TikTokクリエイターのしんのすけです。常に新しい映像が溢れるTikTokで、改めて”映画”という物を見直す良い機会でもあり、誰にでも無限大のチャンスを秘めている企画だと思っています。とにかく、面白い作品が観れることを楽しみにしています!」

■開催概要

イベント名:TikTok TOHO Film Festival 2021
主催 :TikTok、東宝
協力:アドビ
応募対象 :13歳以上誰でも
募集期間 :2021年4月12日0:00~5月31日23:59
応募方法 :ハッシュタグ #TT映画祭2021を付けてTikTokに動画を投稿するだけ(何度投稿してもOK)
応募形式
 ○縦動画推奨サイズ 9:16(TikTokで公開設定されているもの)
 ○15秒〜10分以内
部門
 ○①グランプリ(審査員により決定)
 ○②観客賞(投稿の再生数といいね数等を加味して総合的に評価)
副賞(各賞1組)
 ○グランプリ受賞者には東宝プロデュースによる新作映像の制作権利およびその制作補助費のサポートが受けられる。
新作は縦型・5分程度の作品を想定、TikTok上他での露出を予定。
  ●①グランプリ:東宝プロデュースによる新作映像制作サポート(450万円相当)+賞金30万円
  ●②観客賞:賞金20万円
その他特典
 ○協力企業のアドビより、以下のサポートを提供。
  ●<参加クリエイター全員>
   ・映像編集ソフトAdobe Premiere Proの編集ワークショップの実施
   ・Adobe Stock 無料素材の提供
  ●<ファイナリスト 10名>
   ・Adobe Creative Cloudコンプリートプラン(12か月版)無料利用の提供
授賞式 :2021年6月下旬〜7月中旬、都内にて実施予定
 ○同授賞式会場にて最終結果の発表および賞の贈呈を実施。
 ○授賞式の様子はTikTok LIVEで生配信を予定。
新作映像の制作について(予定)
 ○制作期間:2021年7月〜8月想定
 ○撮影場所:都内想定
 ○撮影は1日を予定しているが、事前打ち合わせや編集作業等にも参加し、共同で新作映像を制作。日時等について調整の上決定していくとのことだ。