日本マクドナルドは、2021年4月に小学校に入学した全国47都道府県の新1年生を対象に、計82万5,600個(新1年生の人数の約80%以上に相当する個数)の「安全笛」を贈呈したと発表した。
安全笛は、吹くと「ピーッ」と大きな音で周囲に危険を知らせることができる、登下校中の子供たちの安全に役立つ防犯グッズで、紐が付いているのでランドセルなどに取り付けることもできるとのことだ。
2003年に開始して以来19年目を迎えるこの活動は、各地域の教育委員会や警察などの協力により全国規模へと拡大しており、これまでに累計約1,218万個(2021年分を含める)の安全笛を新1年生へ贈呈してきたという。
昨年からはリニューアルを行った安全笛を贈呈しており、子供たちにとってより持ちやすい形状にするとともに、防犯だけでなく交通安全への一層の配慮のため、より輝度の高い反射材を両面に貼り付けている。
これにより、一般社団法人日本反射材普及協会より反射効果のある優れた製品として認定を受けた証である、「JPマーク」を取得したとのことだ。
登下校時の子供たちの安全確保に関する意識は社会全体で高まり続けているものの、不審者による子供への声掛けや付きまといなどの事案、さらには犯罪被害や歩行中の交通事故などは、残念ながら変わらず発生してしまっているという。
今回贈呈する安全笛を登下校時に身に着けることで、防犯グッズとしての活用はもちろん、夕暮れ時や夜間における子供たちの交通安全への貢献にも繋がればとのことだ。
マクドナルドではその他にも、子供たちが危険な目に遭ったり、困ったことが起きたりした時に駆け込める「こども110番の家」の活動や、各都道府県警察本部と連携して「身を守るための安全教室」の開催なども行っており、今後も積極的に地域の 安全・防犯活動に取り組んでいくとしている。
マクドナルドは、変化する社会やユーザーのニーズに柔軟に対応し、進化を続けという。そして、持続可能な社会の実現に向けて取り組みながら、「おいしさと笑顔を地域の人々に」提供していくとのことだ。