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AMPは読者に対し、「住居」に関するアンケートを実施した。
新型コロナウイルス感染症の蔓延により、リモートワークを導入する企業も多くなり、人々は自宅で過ごす時間が増加した人も多いだろう。
また、SDGsの目標11では「住み続けられるまちづくりを」が定められており、「包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する」のテーマのもと、10個のターゲットから構成されている。
今回、AMPでは、「住環境」におけるアンケートを実施。結果は以下となる。
6割強は戸建てを希望 4分の1はマンション・集合住宅を希望
Q.どのような住居に住みたいですか?
AMP読者の中(対象:726人)の中で、32.6%の人が、「周りに住居の少ない地域での一戸建て」と回答。次いで、「住宅街にある一戸建て」が32.5%となった。
また、「マンションや集合住宅」と回答した人も26.0%。
一方で、「家はいらない」と回答した人も8.8%いる結果となった。
約6割は現在居住しているまちに満足
Q. 今の自治体(まち)に住むことに満足していますか?
次に、現在住んでいる自治体・地域に満足しているかを質問(回答:686人)。「非常に満足している」は17.6%、「それなりに満足している」と回答した人は46.9%居り、約6割の人が満足していると回答した。
反対に、「不満は多少あるが、仕方ないと理解できる」は20.1%、「不満は多いが、我慢できる」が8.9%となっており、不満を感じている人が我慢できるという人も一定数いることがわかった。
また、「不満が非常に多く、すぐに引っ越したい」という回答も6.4%いる結果となった。
不満に思っていることは“地域社会にまつわる問題”が6割強 公共サービスの少なさ・住民税など
Q. 現在住んでいるまちで不満に思っていることは以下のうちのどれですか?(複数選択可)
続いて、現在の居住地に対する不満を調査。
1位は、「通勤やプライベートの用事から遠い」という回答が27.1%と多く、次いで「公共サービスが少ない」という回答が2位となり、26.4%の人が選択。3位には、「住民税が高い」23.2%、4位には「地域コミュニティが少ないために生じる孤独感」が14.2%となった。
2位から4位は、地域の問題として上げられる項目が並び、上位を占めた結果となった。
また、その他にも「同世代の人が少ない」14.2%、「過疎化による企業就職先の減少」13.2%、「治安が悪い」「近隣住民とのトラブル」ともに9.4%、「保育園入園」6.9%、「自然災害が多い」6.7%という結果となった。