無印良品を展開する良品計画は、福島県双葉郡浪江町と2020年11月に締結した「道の駅なみえ」を中心とした地域振興を目的とする連携協定の一環として、3月20日に「無印良品 道の駅なみえ」をオープンすることを発表した。
「無印良品 道の駅なみえ」は、東日本大震災および東京電力福島第一原子力発電所の事故の影響を大きく受けた浪江町の復興のシンボルとして2020年8月1日にプレオープンした「道の駅なみえ」に出店。
浪江町をより豊かに魅力的に再生・復興させることを目的に、官民協働の取り組みにより住民主体のまちづくりを行う一般社団法人まちづくりなみえに運営を委託するライセンスドストアであるという。
浪江町の生活の拠点として、「商いを通じて、人と人とのつながりを創出すること」を目指し、浪江町との連携をより強めるとともに、地域活動へ積極的に参画し、中心市街地の活性化のきっかけになりたいと考えているとしている。
人気のレトルトカレーや掃除用品、天然素材を使用したインナーウェアなど、毎日の生活を支える「くらしの基本アイテム」を中心に取り揃え、地域の人々のくらしの役に立つことを目指すとのことだ。
なお、今後、無料アプリ「MUJI passport」の配信を通じて、店舗のイベント情報や商品・サービスについて案内していくとしている。