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パナソニック、社員食堂へのサステナブル・シーフード導入 50拠点を突破 東日本大震災復興支援をきっかけに開始

パナソニックは、3月9日、新たにコネクティッドソリューションズ社北門真拠点とパナソニック液晶ディスプレイ、2拠点の社員食堂でMSCおよびASC認証を取得した持続可能な水産物(サステナブル・シーフード)の導入を開始したと発表した。

社内におけるサステナブル・シーフードの累計導入拠点数が国内食堂の約半数である50拠点を超え、51拠点となったという。

パナソニックは、2001年より20年にわたって、WWFジャパン(公益財団法人 世界自然保護基金ジャパン)との協働を通じて「海の豊かさを守る活動」を行ってきた。

サステナブル・シーフードに関する東日本大震災の復興支援の取り組みとしては、2014年から「南三陸における環境配慮型の養殖業復興活動」の支援を開始し、2016年3月に宮城県漁業協同組合志津川支所戸倉出張所のマガキが日本初の生産者ASC認証を取得することに貢献したという。

これらの活動をきっかけに、2018年3月に本社を含む2拠点の社員食堂でサステナブル・シーフードの導入を開始。

企業が社員食堂でサステナブル・シーフードを継続的に提供するのは日本で初めての取り組みとなるとのことだ。

パナソニックは、同取り組みにより、水産資源の危機的な状況やサステナブル・シーフードの意義や重要性、その主要認証であるMSC/ASC認証や認証マークに対する従業員の理解や認知を向上し、社員食堂だけでなく社外でもサステナブル・シーフードを選んで購入するという『消費行動の変革』を促すことで、SDGsの目標14「海の豊かさを守ろう」等への貢献を目指している。

さらに、2020年11月からは、コーポレートショウルームの大阪拠点パナソニックセンター大阪2階のカフェ「Re-Life ON THE TABLE」にて、利用者に対してサステナブル・シーフードを活用したメニューの提供を開始。

従業員だけではなく多くの人々へサステナブル・シーフードを知ってもらい、身近に感じることを通じ消費行動を変革できるように取り組んでいくとしている。

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