LINEが提供する、「LINE」を通じて友だちに様々なプレゼントを贈ることができるサービス「LINEギフト」において、コロナ禍の「会えないバレンタイン」は利用者数・利用件数共に、過去最多となったと発表した。

「LINEギフト」は、「LINE」のトークを通じて友だちとギフトを贈り合うことができるコミュニケーションサービスで、住所を知らなくても直接会えなくても、LINE上で簡単にギフトを贈ることができるため、ちょっとしたお礼を言いたい時や季節イベント、大切なライフイベントなど様々なシーンで利用されているという。

バレンタインデー当日の2月14日は、昨年比較で約2.6倍の利用件数となり、バレンタインデー当日としては、利用者数・利用件数共に、サービス開始以来過去最多の利用数となったという。

今年ならではの傾向としては下記のような特徴が見られたとのことだ。

■新規利用者の増加

バレンタインデー当日に、LINEギフトで初めてギフトを購入したユーザーは、昨年同日比で約2.4倍に増加。コロナ禍による外出自粛等の影響で、バレンタインに初めてソーシャルギフトを利用したユーザーが増えたと推察されるという。

■久しぶりに友だちにLINEをするきっかけに

LINEギフトでは、バレンタインに「感謝の気持ちを伝える」ことを提案しており、SNSでも「LINEギフトをきっかけに、久しぶりに友だちにLINEをして会話が弾んだ」という投稿が多く見られたという。

また、バレンタインキャンペーンを開催していた、2月3日〜2月14日の期間中に、500人を超える友だちにギフトを送るユーザーも現れたとのことだ。

■最も多く贈られたギフトはスターバックスのドリンクチケット 配送ギフトも昨年の約4.7倍の利用件数に

2月1日〜2月14日の期間中に、最も多く贈られたギフトはスターバックスのドリンクチケットであったという。

このギフトは、受け取った相手が店舗にてスマートフォンを提示するだけで使用することが可能な、「eギフト」と呼ばれるデジタルギフト券で、スターバックス以外にも、コンビニで利用出来るeギフトなどが多くのユーザーに利用されたという。

また、受け取る相手が住所を入力することで、自宅にギフトが届く「配送型ギフト」においても、2月1日〜2月14日の期間の昨年比較で、約4.7倍の利用件数になったとのことだ。

今年のバレンタインは、21世紀のパティスリー界を先導する「ピエール・エルメ」や、チョコレートの新しい楽しみ方を提案する日本発のブランド「Minimal」が初出店するなど、配送ギフトの充実が利用の後押しとなったとしている。

LINEでは、今後も様々なサービスを通じて、企業・ユーザーの双方にとって価値のある情報接点を提供し、コミュニケーションインフラとして多様な活用の可能性を広げていくとのことだ。