ウェザーニューズは、スマホアプリ「ウェザーニュース」にて、天気に左右される毎日の洗濯をサポートする『お洗濯情報』の提供を開始したと発表した。
お洗濯情報では、洗濯物の乾きやすさが1時間ごとに5段階で確認できる『ピンポイントお洗濯情報』、いま干した洗濯物がいつ乾くのかが10分単位でわかる『お洗濯プランナー』、取り込み時間や急な雨をスマホに通知する『お洗濯アラーム』の3つの機能が利用できる。
今回、従来の洗濯指数で用いる天気や気温、湿度に加え、気象データから算出した洗濯物の“乾燥速度”を取り入れた新しい洗濯指数を開発。
洗濯物の乾くスピードを定量的に算出することで、洗濯物の乾く時間を細かく知ることができるという。
毎日行う洗濯の時短や、在宅ワークが増える中での効率的な洗濯に、同サービスを活用してほしいという。
天気によって左右される毎日の洗濯。
ウェザーニュースが行った調査では、洗濯物を外干しする方は全体の約8割にものぼるという。
朝出かける前に洗濯をして、外干ししたまま外出できるかどうか、在宅ワーク中、いつから洗濯物が外干しできそうか、天気予報の時系列から判断している人も多いという。そんな毎日の洗濯をサポートするため、ウェザーニュースアプリで『お洗濯情報』の提供を開始したとのことだ。
今回提供を開始した『お洗濯情報』には、あらゆるライフスタイルの洗濯をサポートし、洗濯に関する不安を解決する、3つの機能がある。
(1) 『ピンポイントお洗濯情報』 〜外干ししたまま外出OK?夜干しOK?の不安を解決!〜
2日先までの洗濯物の乾きやすさや、洗濯物を濡らしてしまう雨の可能性を、1時間ごとに、「速乾」「OK」「心配」「NG」「寒くてNG」の5段階で表示。
洗濯物が速く乾き、大物の洗濯や複数回の洗濯ができそうな場合は「速乾」、雨の心配なく外干しができる場合は「OK」、急な雨の可能性が“少し”ある場合は「心配」、雨予報で外干しが難しい場合は「NG」、気温が低く外干しが難しい場合は「寒くてNG」と表示するという。
1時間ごとの時系列で確認できるため、洗濯物を外干ししたまま外出して良いか、今夜は夜干しOKかなどの判断に役立つとのことだ。
(2) 『お洗濯プランナー』 〜いま干したら何時に乾く?を確認、生乾きの防止や乾燥機との併用に〜
洗濯物の干し始めの時間を設定すると、取り込み時間が10分単位でわかる。乾くまでの時間は、気温と湿度の予報データを元に独自に算出した洗濯物の“乾燥速度”と、洗濯物が乾くまでに必要な“水分蒸発量”から予想。
洗濯物が乾くまでに必要な水分蒸発量(乾きやすさ)は、色や素材、厚さ、大きさ、形状によって異なるという。
『お洗濯プランナー』では、Tシャツやジーンズ、バスタオルなど、洗濯物の種類ごとに取り込み時間を確認することができる。
「朝に干して午前中で乾くのなら、午後から2回目の洗濯ができそう!」「午前中は雨だけど、昼から干したら夜には乾きそう!」など、効率の良い洗濯をサポート。また、「Tシャツは乾くけど、ジーンズは乾かないから乾燥機にしよう」など、生乾きの防止や乾燥機との併用の判断にも役立つとのことだ。
(3) 『お洗濯アラーム』(有料) 〜取り込み時間にPUSH通知、急な雨も事前にお知らせ〜
洗濯物を干す際にセットすると、取り込み時間にスマホにPUSH通知が届く。
また、洗濯物の外干しの天敵“急な雨”も通知し、洗濯物が濡れてしまうのを防ぐなど、洗濯物の種類も設定できるため、ジーンズやトレーナーなど、洗濯物の中で一番乾きにくい物でセットしておくと、乾いた洗濯物を一度に取り込むことができるという。
ウェザーニュースの『お洗濯情報』では、洗濯物の“乾燥速度”を取り入れた新しい洗濯指数を独自に開発し、採用。
同社の気象予報士兼主婦のこだわりがつまった、気象会社が本気で作った洗濯コンテンツであるという。
こだわり①:洗濯物の“乾燥速度”を考慮
ウェザーニュースの『お洗濯情報』では、従来の洗濯指数で用いている天気や気温、湿度に加え、洗濯物の“乾燥速度”を取り入れている。
算出された乾燥速度が速く、洗濯物が速く乾くと考えられる場合には「速乾」マークを採用ししているほか、『お洗濯プランナー』や『お洗濯アラーム』では、いま干した洗濯物がいつ乾くのか?という洗濯時の悩みを解決するという。
こだわり②:あらゆる洗濯スタイルに対応
全国の約8割以上がしている洗濯物の外干しですが、外干しする環境や干し方、こだわりは人それぞれ。同社の社員の中でも、「絶対に洗濯物を濡らしたくない」という慎重派と、「多少雨の心配があってもできるだけ外に干したい」という楽観派に分かれたという。
『お洗濯情報』では、天気マークに表現されない“念のため”レベルの雨の可能性を、「心配」のマークで表現し、一人ひとりの洗濯物の干し方に合わせて活用できるとのことだ。
また、洗濯をいつ行うかも人それぞれ。
ウェザーニュースの調査では、全体の約2割の方が「夜干し派」ということがわかっているという。
『お洗濯情報』では、夜間の雨の可能性や、気温の低下などを考慮した洗濯指数で、翌朝までの洗濯物の乾きやすさを1時間ごとに確認できるとのことだ。「洗濯物を干したまま寝ても大丈夫?」という不安を解決し、夜干し派の人の洗濯もサポートするとしている。
こだわり③:洗濯物ごとにカスタマイズ可能
洗濯物が乾くまでに必要な水分蒸発量は、Tシャツやジーンズなど、洗濯物の種類によっても異なる。
『お洗濯プランナー』と『お洗濯アラーム』では、代表的な洗濯物を、乾きやすさによって5つのグループに分類し、それぞれについて乾く時間を計算。
洗濯物の中で一番乾きにくいものでセットすれば、全ての洗濯物が乾いた状態で一度に洗濯物が取り込めるとのことだ。また、時間内に乾かないものは乾燥機を活用するなど、家事の効率化や生乾きの防止にも役立つという。
『お洗濯情報』は、ピンポイント天気の画面、またはメニューの「自然・季節・健康」のカテゴリからアクセスすることができる。
なお、自宅などよく見る地点は「マイ天気」への登録が便利であるとし、一人ひとりの洗濯事情に合わせて、洗濯物を干す際の参考に活用できるとのことだ。
ウェザーニュースでは今後も、ユーザーの生活に役立つ情報提供に取り組んでいくとしている。