DMM.com(以下、DMM)が運営する、モノづくり施設を中心とした事業課題解決型プラットフォーム「DMM.make AKIBA」は、地方創生を目的に舞鶴市(京都府)、石狩市(北海道)、岩国市(山口県)、北九州市(福岡県)とエリアパートナーを締結したと発表した。

左上から舞鶴市、石狩市、岩国市、北九州市(締結順および五十音順)

各自治体とのエリアパートナー締結については以下になる。

●舞鶴市
《舞鶴市政策推進部 移住・定住促進課担当者のコメント》
舞鶴市は、2019年度から民間事業者と連携し、国の重要文化財である赤れんが倉庫の中に設置したコワーキング「Coworkation Village MAIZURU」を拠点に都市部の企業と市内事業所によるビジネス交流の促進や企業のサテライトオフィスの誘致、若者によるイノベーションの創出など、民間企業と連携し様々な事業を展開しているところであり、このたびのDMM.make AKIBA様とのエリアパートナー締結により、これらの事業の更なる推進を図ってまいりたいと考えております。

●石狩市
《石狩市企画経済部東京事務所担当者様のコメント》
石狩市は、札幌中心部から車で30分の日本海に面する人口58,000人の街であり、石狩湾新港を中心とする工業団地には700社が操業をしており、物流や製造業など様々な技術を持つ企業が集積しております。

また、風力、太陽光、バイオマス発電などが集積し、洋上風力も計画され、北海道のエネルギー基地として発展していくものと考えます。更に、これら再生可能エネルギーを活用して脱炭素社会を目指すRE100にも官民連携で取組を推進しております。

この度、DMM.make AKIBA様とエリアパートナーを締結させて頂き、首都圏の企業様と連携の可能性を広げ、官民連携による地域課題の解決に取り組んで参りたいと考えています。

●岩国市
《岩国市産業振興部 商工振興課担当者よりコメント》
岩国市は、地域の企業、クリエイター、そして新たな一歩を踏み出そうとする起業家などの、多様な交わりの促進/起業家輩出/ビジネスの継続・拡大サポートを目的とする「しごと交流・創業支援スペースClass Biz.」を2021年2月にオープン予定です。

DMM.make AKIBA様のオンラインセミナーやイベントへの参加、また企業や起業家との交流等、エリアパートナー締結によって、新たなアイデアを生み、チャンスを広げる環境が一層整うことで、本市の“しごと”に関わる全ての人のワクワクを創出したいと考えています。

●北九州市
《北九州市産業経済局 スタートアップ推進課担当者よりコメント》
北九州市は、1901年の官営八幡製鉄所の操業開始以降、ものづくりの街として日本の経済成長を支えてきました。これまでも「ものづくり×IoT」をテーマとしたビジネスアイデアコンテスト(通称:北九州でIoT)や、コワーキングスペースを有する創業支援の中核施設「COMPASS小倉」の運営等に取組んできました。

また2020年7月には内閣府「スタートアップ・エコシステム推進拠点都市」に選定され、より一層支援体制を強化しスタートアップ支援に注力しています。

DMM.make AKIBA様とエリアパートナーを締結することにより、市内中小企業やスタートアップの成長を加速することで、新しい産業の創出や地域課題の解決を目指してまいります。