アメリカンエキスプレスは、パンデミックにより深刻な影響を受けたインドの女性職人を支援するためにダストカーを通じて、インド全土の12,000人の女性職人を支援するための助成金を発表した。

昨年、インドの工芸部門において、特に自営業の女性が、経済活動の停止と正式な財政的信用へのアクセスの欠如という2つの打撃に直面したという。

今回の1億ルピーの助成金は、女性主導の中小企業の経済的回復を構築し、職人の生活に顕著な変化をもたらすことを目的としているとのことだ。

同助成金は、鏡細工の刺繍職人、織工、バスケットメーカー、繊維工芸職人、ブロックプリンター、リサイクルジュエリーなど、さまざまな芸術品や工芸品に携わる職人へのマーケティング支援とともに、賃金と原材料の資金援助を提供するとしている。

発表された最初の助成金対象では、デリー、ハリヤーナ、ラジャスタン、ウッタルプラデーシュ、ウッタラーカンド、アッサム、グジャラート、ヒマーチャルプラデーシュ、マディヤプラデーシュ、西ベンガル、マハラシュトラ、ジャンムーカシミール、タミルナドゥ、カルナタカ、オディシャ、ジャールカンド、マニプール、テランガナ、ビハールの職人を対象としている。

アメリカンエキスプレスバンキングインディアのSVP兼CEOであるManojAdlakha氏は「女性起業家やイノベーターは、私たちのコミュニティで特に重要な役割を果たしています。Dastkarへの資金提供を通じて、パンデミック後のインドの工芸コミュニティの維持を支援します。私たちは、影響を軽減し、地域の芸術品や工芸品の形で国の多様な文化遺産を保護することに貢献できることを誇りに思っています。」と述べている。

またダストカー創立メンバーで議長のパドマシュリーライラ・タイアジ氏は「私たちは、状況の緊急性を認識し、女性職人がパンデミックの壊滅的な影響から回復し、彼らの生活を再建するのを助けるために切望されていた資本を提供してくれたアメリカン・エキスプレスに感謝します。」とコメントしている。