LegalForceは、AI契約書レビュー支援ソフトウェア「LegalForce」の「契約書バージョン管理」機能をアップデートしたことを発表した。
これにより契約書のバージョン管理や、契約書のバージョンごとに発生したコミュニケーションの共有が効率化され、進行中の契約書作成案件の管理が簡素化されるだけでなく、組織内のナレッジシェアも可能になるという。
自社と相手と契約書をやりとりしていくなかで、どの契約書が最新のものであるか、修正点は適切に反映されているかなど管理していくことが、複雑化していく。
また、どういった経緯で意思決定したのかなどを知るために、契約書の変遷や修正の背景、部内のやり取りを確認しなければならないなど、契約書の変遷や修正の背景、部内のやり取りから契約書締結までの工程において様々な課題が存在している。
「LegalForce」の「契約書バージョン管理」機能の強化によって、LegalForce上からWordファイルを開くことができるようになった。
Wordで編集し保存のうえ、編集を終了すると、最新バージョンとして自動アップロードされるという。
LegalForce上で契約書の修正と最新バージョンの契約書の追加が同時に行えるようになり、進行中の契約書作成の管理を大幅に効率化することが可能になるとのことだ。
また、「LegalForce」の「差分比較」機能と組み合わせて利用することで、より案件の管理をスムーズに行うことができるようになる。
さらに、案件の中での契約書の変遷や修正の背景、部内のやり取りを一括で管理できるようになるため、過去案件のナレッジのシェアにも活用できるとのことだ。