木下グループの100%子会社である、コロナ検査センターは、2020年12月21日より、店舗来店型の「新型コロナPCR検査センター」を、新宿歌舞伎町に開業することを発表した。

同センターは12月4日に開業した新橋店に続き2店舗目となる。

検査は完全予約制で、12月16日より、公式サイトにて予約受付を開始している。

検査費用は2,900円(税別)、検査方法は店舗で唾液を採取後、翌日に検査報告書を本人にメールで通知される。

「新型コロナPCR検査センター」は、来店時の所要時間がおよそ5分(検査キットでの唾液採取は3分前後)と、短時間で多くの人を検査できる体制を整えているという。

新橋店のオープン時には、5つの検査ブースを設置していたが、歌舞伎町店では、オープン当初から検査ブースを拡充し、8つの検査ブースを設置することで、1時間あたりおよそ96人の検査が可能になるとのことだ。

営業時間を平日・土日祝ともに、8時から22時迄とすることで、1日あたり約1,300人の検査受け入れを予定。

また、企業団体・自治体向けには、配送・集配式にて、2,500円 /1人(税別)で引き続き検査を受け付けているという。

検査方法は、一度に多くの検体を検査することができる唾液検査を採用し、国立感染症研究所による「感染研法」との陽性一致率及び陰性一致率が100%とされる検査キットが用いられる。

そのほか、各店舗では医師によるオンライン診療も受診できるよう準備中としている。

新型コロナPCR検査センターでは、医療法人社団和光会の医師によるオンライン診察を受付ており、検査費に加え別途6,000円(税別)で、医療機関からの検査証明書を発行することができる。

なお、12月4日に開業した「新型コロナPCR検査センター 新橋」は、12月21日より営業時間を下記の通り変更するとしている。

平日・土日祝 8:00~21:30(2020年12月30日~2021年1月3日まで休業)

同社は、店舗来店型の「新型コロナPCR検査センター」の開業を進め、併せて配送・集配式にて企業団体への検査の提供を強化しながら、2021年1月には、店舗来店型検査と配送・集配式検査の合計で1日2万件の検査実施を目指す方針を示している。