みずほ銀行は、「日・サウジ・ビジョン 2030ビジネスフォーラム」にて、サウジアラビア王国(以下、サウジアラビア)の政府機関であるサウジアラビア投資省(以下、MISA)との間で、業務協力に関する覚書を締結したことを発表した。
MISAは、サウジアラビアへの投資窓口となる官庁で、投資促進に向けた方針策定や投資環境の整備、投資許認可等の業務を担っている。
近年、サウジアラビアは、化石燃料等資源依存の経済構造からの脱却などを実現し、新しい国家モデルを追求することを目的とする国家プロジェクト「Saudi Vision 2030」を推進しており、外国企業の投資誘致に力をいれている。
みずほ銀行は、サウジアラビアにもっとも早く進出した邦銀として、2009年11月のみずほサウジアラビア開業以来、当地にてアドバイザリービジネスを始めとした総合金融サービスを提供してきた。
同覚書により、みずほ銀行はMISAが持つ豊富な情報とサウジアラビア現地企業とのネットワークを活用し、サウジアラビアへの進出や現地企業との連携を検討している人への支援体制の充実を図っていくという。
また、より質の高いサービスの提供を通じて、ニーズを幅広くサポートしていくとのことだ。