クックパッドは、買い物をもっと自由にする生鮮食品EC「クックパッドマート」の商品受け取り場所である、生鮮宅配ボックス「マートステーション」を、FJネクストが開発・分譲し、同社グループ会社が管理する分譲賃貸マンションシリーズ「ガーラマンションシリーズ」へ導入開始したと発表した。
これにより、サービス導入されたマンションの総戸数が四半期で倍増し、2万戸を突破したとのことだ。
FJネクストは、都心を中心に入居ニーズの高いエリアに展開する「ガーラマンションシリーズ」の開発・分譲から、グループ会社による建物維持管理や賃貸運営のオーナーのサポートなどの管理業務までトータルで手がけており、より快適なマンションライフを入居者に提供するべく、さまざまなサービスを提供している。
その一環として、入居者の買い物をより便利にすべくクックパッドマートを2020年10月末より順次導入。
12月17日時点で東京都・神奈川県の総戸数100戸以上の「ガーラマンションシリーズ」27棟へ導入済(試験導入含む)であるとのことだ。
今後もサービス提供エリア内のガーラマンションシリーズへ導入を進めていくとしている。
クックパッドマートでは、2019年10月より総戸数200戸以上のマンションへの生鮮宅配ボックス「マートステーション」の試験導入を開始。
事前決済&非接触で買い物ができることから、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、設置の問い合わせが急増。
2020年4月より無償導入の条件を総戸数100戸以上に広げて積極的に設置を推進した結果、2020年9月にはサービス導入されたマンションの総戸数が1万戸を突破したという。
9月以降は分譲に加えて賃貸マンションへの導入を開始したことで、総戸数は四半期で倍増して2万戸突破。現在も分譲・賃貸ともに数百件を超える設置の問い合わせがあり、積極的にマートステーション設置を進めているとのことだ。
マンション共用部に生鮮宅配ボックス「マートステーション」を導入すると、居住者は1品から送料無料で注文した生鮮食品をマンション共用部で商品を受け取れるようになり、日々の買い物の時間短縮や利便性向上に繋がるとしている。
なお、同社は2020年8月に、マンションを受け取り場所に設定する利用者695名を対象としたアンケートを実施。
サービスに満足している点として、1位「受け取り場所が近い(92.8%)」、2位「アプリで簡単に注文ができる(84.2%)」、3位「お店で並ばなくても買い物ができる(63.7%)」が挙げられており、アプリで簡単に注文でき、自宅マンションの共有部で受け取れるという利便性が評価されていることがわかったという。
また、クックパッドマートでは「マートステーション」無償設置の対象マンション向けに、居住者からの設置リクエストを受け付けている。
管理組合・管理会社向けに、オンラインでの設置申し込み・問い合わせ・資料請求を随時受け付け。
設置に伴う初期費用・毎月の運用費用・電気代は一切かからないとし、設置工事も不要で電源タップのある屋内であれば、どこでも設置可能。
居住者のみ利用可能にするセキュリティコードや、購入者のみが解錠できるシステムにより、安心して利用でき、申し込みから最短で3週間〜1か月程度で導入可能とのことだ。