ウェザーニューズは、スマホアプリ「ウェザーニュース」にて、翌日にかけての路面凍結のリスクを4ランクで表示する『路面凍結予報』の提供を開始したことを発表した。
この予報は、過去にウェザーニュースのユーザーから寄せられた路面凍結の報告を活用し、降水や気温、湿度、風速などの気象条件と路面状況との関係の分析結果から、ウェザーニュースが独自に算出したオリジナルの予報であるという。
17日にかけて冬型の気圧配置が強まり、強い寒気が日本列島付近に流れ込むという。北日本の日本海側や北陸では断続的に雪が降り、大雪となるおそれがある。また、名古屋周辺でも積雪の可能性があり、路面状況の悪化に注意が必要とのことだ。
路面凍結時は転倒や車のスリップのリスクが高まり、道路の通行止めなど交通機関に影響が出ることもあるとし、この予報を活用し、事前の凍結対策や通勤・通学手段の確保に役立ててほしいとのことだ。
路面凍結予報では、朝・昼間・夜の3つの時間帯ごとに、翌日にかけての現在地の路面凍結のリスクを「アイスバーン」「デコボコ凍結」「シャーベット」「積雪」の4ランクで表示。
路面がスケートリンクのようにツルツルに凍結する可能性がある場合は「アイスバーン」、とけた雪が再凍結したり、わだちが凍結するなどして路面がデコボコに凍結する可能性がある場合は「デコボコ凍結」、路面に積もった雪がとけたり、水分の多い雪が積もるなどしてシャーベット状態になる可能性がある場合は「シャーベット」、積雪が予想される場合は「積雪」の4つの路面状況を予想するという。
なお、いずれのリスクも予想されない場合は「可能性低い」と表示されるとのことだ。
同予報では、ユーザーの位置情報を活用し、現在地の凍結リスクを確認することができる。予報はマップ上でも見ることができ、周囲の凍結リスクも確認可能。マップのズームやスクロールも自由に行えるため、職場や実家周辺、通勤・通学路の凍結リスクも把握できるとしている。
なお、この予報は降水や気温、湿度、風速などの気象実況データおよび予報に、ユーザーから寄せられた路面凍結の報告の分析結果を加えて、ウェザーニュースが独自に算出しているという。
ウェザーニュースでは、今後も、ユーザーから寄せられる情報を積極的に活用し、ユーザーの安全で快適な生活に役立つ情報提供に取り組んでいくとのことだ。