青山学院大学(以下、青学大)と日本航空(以下、JAL)は、社会の発展と教養豊かな国際的人材育成を目指して連携協定を締結したと発表した。

青学大とJALは2019年度よりJAL社員による「ホスピタリティ・マネジメント講座」を開講し、ホスピタリティの理解を通して学生のキャリア支援につなげる実践的な取り組みを行ってきた。

今回、両者は人的・知的資源の交流と活用を図り、連携のもと、教育、研究などの分野において相互に協力し、社会の発展と教養豊かな国際的人材育成に寄与することを目的とし、連携協定を締結した。

連携・協力事項は以下になる。

(1) 教育、研究、文化の発展・向上に関する相互支援に関すること
(2) 学生および教職員と社員の相互交流に関すること
(3) 人材育成・キャリア形成に資する支援に関すること
(4) 学生および教職員の研究成果・活動を業務に生かすこと
(5) 地域社会の発展・活性化に関すること
(6) その他、相互に連携・協力が必要と認められる事項

なお、現時点で予定している活動内容は以下のとおり。

(1) JAL社員を講師とする社会連携講座を開設して学生への講義を行う。
(2) 実社会における共通課題の解決に向けた講座・研究を合同で行う。
(3) 航空会社に関連したテーマについて、共に研究・教育活動を展開する。

「地の塩、世の光」をスクール・モットーとする青山学院と航空事業を通じて培った知識や経験を有するJALが、今回の協定を機に更なる教育・研究交流を活発に行うことで、withコロナ、afterコロナ時代において社会の進歩発展に貢献する人材の育成と輩出を目指すとしている。