スターバックス コーヒー ジャパンは、御所人形の老舗として知られ、日本の人形の伝統を創りつづけている島田耕園人形工房[1859年(安政6年)創業]による和洋美の粋を尽くした御所人形とのコラボレーションが昨年に続き再び叶い、2020年12月14日よりスターバックス リザーブ® ロースタリー 東京にて、商品7種を販売すると発表した。

スターバックスと島田耕園人形工房との縁は、京都二寧坂の「畳のあるスタバ」でも知られる、スターバックス コーヒー 京都二寧坂ヤサカ茶屋店の向かいに工房があることから始まり、同店舗には五世島田耕園氏作のグリーンエプロンをした招き猫が飾られているという。

島田耕園人形工房は、京都の地で日本の人形の伝統を創りつづけてきた工房。

なかでも、御所人形は、ぽっちゃりした肉付き、真白な肌、小さな手足に大きな顔、ちんまりとした目鼻立ちのかわいらしい幼児の姿そのままに作られている人形で、江戸時代に創作され大名が参勤交代のおりに京都の御所や公卿達に贈り物をした返礼に贈られたものであるとのことだ。

御所人形そのものがめでたいものであり、吉祥感を感じるつくりを大切にしているが、今回の人形制作は、「日ごろより健康でいることの大切さ」や「大切な人と一緒に過ごすことが出来ることのへ幸せ」への願いを想いとして込めているとしている。

新たな年も健康で、幸せの多い年となることを願い、そしてロースタリー 東京らしいスターモチーフや茶色のエプロンを付けた招き猫などを含む7種が登場。

商品詳細は以下。

島田耕園人形工房 瓢箪持「六瓢息災」¥70,000(税抜価格)

  • 「御所人形」を象徴するぽっちゃりした肉付き、真っ白い肌、小さな手足に大きな顔の人形は、瓢箪をもっている。
  • 2020年未曾有の病が流行し、今まで以上に健康であることを強く意識した年。六つの瓢箪=無病とかけて、人々が健康に過ごせる日常を願い御所人形に想いを込めたとのことだ。

島田耕園人形工房 「三福」¥60,000(税抜価格)

  • 桐の台座に並んだ3体の御所人形のセット。笠を被った笠童子は病や怪我から身を守ることを願う人形。
  • 頭に金色の牛を乗せた人形は牛頭(ごず)天王で、牛頭天王は疫病退散を願う人形であるという。福の前掛けをかけた福童子は、人々の家庭に多くの幸せがもたらされることを願う人形であるという。

島田耕園人形工房 招き猫「三毛」¥30,000(税抜価格)

  • 昨年に続き登場した”招き猫”は京都東山地区の店舗で販売されているJIMOTO made Series『縁起物チャーム』にもある招き猫三毛をモチーフとして制作。
  • 商売繁盛の縁起物として有名な「招き猫」。右手を挙げると金運を。左手を挙げると人を招き「千客万来」の御利益があるとされている。

島田耕園人形工房 干支(丑)土鈴 ¥4,000(税抜価格)

  • 2021年の干支である“丑(うし)”のかたちをしたコロコロという心地よい音色の土鈴。土鈴は古より“魔除け”や“縁起物”として作られていたという。
  • 黒い牛は天神様の使いとされ、幸せの象徴とも言われているとのことだ。また持ち手の麻の緒は古来より”浄化”を意味し、家庭の安全と幸せな時間を願うアイテム。

島田耕園人形工房 小御所人形「瓢箪持 三拍子」¥3,500 (税抜価格)

  • 3つの瓢箪を下げた小さな御所人形。古来は水や薬を入れて使っていた瓢箪は末広がりの形をしていることからも健康を守り、縁起のよいものとして考えられている。
  • 「三拍子揃った」という言葉は、かつてめでたいときや神事に演奏される小づつみ、大づつみ、太鼓と三つの楽器拍子を指しており、三拍子と同じ響きであることから瓢箪を三つ揃えると縁起がよいものとされているとのことだ。

島田耕園人形工房 干支(丑)置物 白丑/赤丑 各¥3,000 (税抜価格)

  • 干支の置物はその年の干支を置くと一年が幸せになるといわれている。2021年は丑(うし)年。幸せな一年になるように願いをこめて、人形を制作したとのことだ。
  • 白い丑は富の象徴とされ、家庭へ多くの福がもたらされるよう願いが込められており、赤い丑は魔を払う色とされ、疫病退散と健康への願いが込められている。

いずれも販売期間は2020年12月14日から、なくなり次第終了。取扱店舗はスターバックス リザーブ® ロースタリー 東京とのことだ。