KDDIは、先端技術により日本の文化芸術体験を拡張するau Design project [ARTS & CULTURE PROGRAM] の取り組みとして、現代アート作品をau 5Gと最新のAR技術を駆使し体験できるアプリ「AR x ART (エーアールアート)」の提供を開始したと発表した。
同アプリで提供する第1弾のアート作品は、世界から注目を集める彫刻家・名和 晃平氏とのコラボレーションであるとのことだ。
なおKDDIは、有望なスタートアップへの出資を目的とした「KDDI Open Innovation Fund 3号」(以下、KOIF3号) を通じて、アートのコミュニケーションプラットフォーム「ArtSticker(アートスティッカー)」の運営やミュージアム事業を展開するThe Chain Museumに出資。
The Chain Museumとともに5GやXRなどの最先端技術で新たな文化芸術体験のDXを推進する「augART (オーグアート)」に取り組むとのことだ。
同アプリは、文化芸術体験のDXを推進する活動「augART」上の取り組みとして、au 5Gと最新のAR技術で現代アートに新体験をもたらすことを目指すとしている。
第1弾のアート作品は、AR技術で目の前のオブジェクトや人物をリアルタイムに彫刻化する「PixCell_AR」や、リアルとバーチャルが交錯するパブリックアートを出現させる「White Deer_AR」など、これまでの彫刻の概念を拡張させる新しい体験を提供。
また「White Deer_AR」は、コンテンツの拡張体験を提案するau 5Gエクスペリエンスに対応し、au 5Gエリアの特定の出現スポットではアニメーション版を体験できるとのことだ。
KDDIは、先端技術で日本の文化芸術体験を拡張するau Design project [ARTS & CULTURE PROGRAM] を通じて、今後もユーザーにアートとの新たな出会いと楽しみ方を提案していくとしている。